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情画
第22章 梅
「沙絵と毎年こうやって年越ししてたんです。

一年の出来事を振り返りながら、なんのポーズもとらず、記念写真のような絵を描く。

今年は沙絵がアメリカにいくから、去年が最後になると思っていました。」


「一年、色々ありましたね。」

「まさか、貴女とこうして年越しするなんて、想像もしてませんでした。」

「そうですね。先生と会えるかなんて考えることすら出来なかった。」

「貴女と実と一緒に暮らせるなんてね。
赤ちゃんのおかげかな。」

先生は絵を描き進めながら淡々と話す。


絵を描きながら、一年を振り返り、年を越す。

とても素敵な時間だった。

「来年は、この子に振り回される一年になるかな。」

「男親は女の子溺愛するっていいますからね。」

「実がやきもち妬かないように気をつけなければね。」

「実と先生で赤ちゃんの取り合いしそうですね。」


「あはは…それも有りそうですね。」


「先生、実じゃないけど休日に産まれたらいいですね。」

「そればかりは貴女でも決められないでしょう?」

「実が学校の間だとバタバタしそうで…」

「不安ですか?」

「少し…」

「実ともよく打ち合わせしておきましょうね。」
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