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情画
第22章 梅
ベビーベッドの他にベビーワゴンまで用意されていた。

「皆が起きてるときの結ちゃんの居場所ね。」

「いつの間に…」

「パパと休みの日に買い物したの。お風呂に結ちゃんのお風呂もあるよ。」

「すみません。」

「いずみ、謝るのは変ですよ。」

「あ、ありがとうございます。」

「ママはお昼寝しててね。今から退院祝いのご馳走作るから…」

「お風呂沸いてるからどうぞ、」

「じゃあお風呂いただきます。」

結のベビーバスが壁にかけてある。
湯船に柚子が入っていた。

いい香り、久しぶりにゆったりと湯船に浸かった。


ふんぎゃぁああ…ふんぎゃぁああ…

出ると結が火がついたように泣いていた…

「結ちゃん、ママもう少しだから…」

「結ごめんよ。騙した僕が悪かった。そんなに怒らないでくれよ。」

「そうだよパパが悪いんだよ。」

「どうしました?」

結を先生から受け渡される。

ヒグッ…

「ほぉお…泣き止んだ。」

「さあ、おっぱいですよ。」

グシュッ…ゴクッ…ヒグッ…ゴクッ

泣きながらおっぱいに手を寄せて飲み始めた。

「あ〜結ちゃんごめんなさい。」

「何があったんですか?」
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