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情画
第24章 芍薬
ボブがジョンの肩を掴んで後ろへベリッと引っ張る。
塀がグラッと揺れて実が笑った。
「あ〜もうカッコ悪い。」
応接間に皆で揃って席につくと沙絵さんが顔を赤くして怒っていた。
「ねぇ、baby抱っこしたい。」
ボブはベビーワゴンの結をずっと見ている。
「Japanese baby、ちっこいね〜」
英語混じりの所々可笑しな日本語に、実はずっと笑っていた。
「寿司バーは人気でね。全国の日本人が来るから、言葉が滅茶苦茶なの、
なかなか治らないのよね。
それでボブ、あなた絶対泣かすから先に私が抱っこするわ。
いずみさんいいかしら?」
「は、はい。どうぞ…」
きびきびとした言い方に、思わず前のままご主人様と言いそうになった。
「結ちゃ〜ん、さえお姉ちゃんですよ〜」
ふぁ…ん〜、んくくっ…
ビビッドなワンピースを見つめ、柄を掴もうと服をギュッと握る。
怒りもせずに抱き締める沙絵さんに驚いた。
「でも赤ちゃんて本当に小さいわね…」
「さえお姉ちゃん、生まれた時はもっと小さかったんだよ。」
「へぇ〜」
「でも、さえお姉ちゃんも、パパもママも、ボブさんジョンさんも、み〜んな赤ちゃんだったんだよ…」
塀がグラッと揺れて実が笑った。
「あ〜もうカッコ悪い。」
応接間に皆で揃って席につくと沙絵さんが顔を赤くして怒っていた。
「ねぇ、baby抱っこしたい。」
ボブはベビーワゴンの結をずっと見ている。
「Japanese baby、ちっこいね〜」
英語混じりの所々可笑しな日本語に、実はずっと笑っていた。
「寿司バーは人気でね。全国の日本人が来るから、言葉が滅茶苦茶なの、
なかなか治らないのよね。
それでボブ、あなた絶対泣かすから先に私が抱っこするわ。
いずみさんいいかしら?」
「は、はい。どうぞ…」
きびきびとした言い方に、思わず前のままご主人様と言いそうになった。
「結ちゃ〜ん、さえお姉ちゃんですよ〜」
ふぁ…ん〜、んくくっ…
ビビッドなワンピースを見つめ、柄を掴もうと服をギュッと握る。
怒りもせずに抱き締める沙絵さんに驚いた。
「でも赤ちゃんて本当に小さいわね…」
「さえお姉ちゃん、生まれた時はもっと小さかったんだよ。」
「へぇ〜」
「でも、さえお姉ちゃんも、パパもママも、ボブさんジョンさんも、み〜んな赤ちゃんだったんだよ…」