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隷従超鋼ヴァギナス [2] 調教編
第1章 月神太陽
「そのあと君に助けられたんだから、お互い様さ。聞いたよ、そのまま僕の代わりに戦ったんだって? 凄いもんだ」
「えへ……凄いっていうほどのものじゃ……」
と、言って気づく。
(てことは……私がどういう状態になったかも知ってるってことだよね!)
パイロットの性感を昂めるため、ヴァギナスは交接器オーガズマイザーを操縦者の性器にジョイントし、絶頂に導く。
このヴァギナスの動作原理はパイロットの尊厳を守るため極秘事項とされ、機関の中でもほんのひと握りの者にしか明かされていない。整備士たちですらこのことを全く知らない。だが操縦者であれば……
あの日、ケイは意識のない太陽と狭いコックピットの中、シートの上で体を密着させた状態で淫らに肉欲を刺激され、そして果てたのだ。
ケイの顔がいよいよ真っ赤に燃え上がった。
(私があんな風になったって想像されちゃってたらどうしよう! で、でもっ……私だって想像できるんですからねっ! おあいこよ……)
破れかぶれめいた思考回路で羞恥心を振り払おうとするも、かえって目の前の好青年の〝その状態″を思い浮かべることになり、完全に墓穴を掘った。
「☆#&◎$……ッ!」
ひとりで勝手に絶句しているケイの顔を太陽が不思議そうに覗き込んだ。
(やめてえっ……今そのあどけない顔は凶器よおっ!)
澄んだ無垢な瞳。ケイとさほど歳も離れていない、せいぜい二つか三つ年上ぐらいの若い精悍な顔立ち。
「あばばばばっ……」
「アハハッ! 面白い娘だね、君って!」
(終わった……終わったわ、私!)
いや、始まってもいないし。
なにがなんだか、もう滅茶苦茶だ。
「えへ……凄いっていうほどのものじゃ……」
と、言って気づく。
(てことは……私がどういう状態になったかも知ってるってことだよね!)
パイロットの性感を昂めるため、ヴァギナスは交接器オーガズマイザーを操縦者の性器にジョイントし、絶頂に導く。
このヴァギナスの動作原理はパイロットの尊厳を守るため極秘事項とされ、機関の中でもほんのひと握りの者にしか明かされていない。整備士たちですらこのことを全く知らない。だが操縦者であれば……
あの日、ケイは意識のない太陽と狭いコックピットの中、シートの上で体を密着させた状態で淫らに肉欲を刺激され、そして果てたのだ。
ケイの顔がいよいよ真っ赤に燃え上がった。
(私があんな風になったって想像されちゃってたらどうしよう! で、でもっ……私だって想像できるんですからねっ! おあいこよ……)
破れかぶれめいた思考回路で羞恥心を振り払おうとするも、かえって目の前の好青年の〝その状態″を思い浮かべることになり、完全に墓穴を掘った。
「☆#&◎$……ッ!」
ひとりで勝手に絶句しているケイの顔を太陽が不思議そうに覗き込んだ。
(やめてえっ……今そのあどけない顔は凶器よおっ!)
澄んだ無垢な瞳。ケイとさほど歳も離れていない、せいぜい二つか三つ年上ぐらいの若い精悍な顔立ち。
「あばばばばっ……」
「アハハッ! 面白い娘だね、君って!」
(終わった……終わったわ、私!)
いや、始まってもいないし。
なにがなんだか、もう滅茶苦茶だ。