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第2章 解任

　天寺の言った通りの結果となった。口を突いて自然とせがみ声が出てしまっていた。臀部を行き来し、直腸を裂く狂おしい法悦。その下でユリカの女陰は大洪水を起こして蜜液を滴り落とす。白い太ももからパンティストッキングへダラダラと筋を幾重にも重ね、或いは直接床へと飛沫を散らし、それが水たまりとなっていた。

　びちゅっ、ぶっ……ぶぴゅっ！

「おっ……おしっこっ……出てくるッ！　と、止まらないっ……ハウッ！　んああああっ！」
「だらしねえ女だな！　どうした？　さっきまでみたいな生意気なセリフを吐いてみろよ！　どうしたそのザマは！　おい豚ァッ！　聞こえてるか！」
「あっ……くっ……ああんっ！」

　言い返す、という思考がもうできない。それほどにこの蹂躙は強烈だった。情欲が煽られ、身を包む炎となって肌を燃やす。理性が焼け焦げ、消し炭のように縮んで消失していく。

「どうだ！　イイか！　言えっ！」
「イイッ！　イイですっ！　ハアッ！　イイッ！　お尻イイッ！　イイのっ、イイのっ、イイのっ！　好きっ！　コレ好きっ！　ああっあああっああああああっ！　ジンジンくるっ！　憶えちゃうっ！　もうっ……ああっ！　これしかイヤになっちゃううっ！」

　完全な屈服だった。身も心も求めていた。もうダメだ。例えこのあと理性が戻ったとしても、尻を出せと言われてしまったら、それが街中でも逆らえないだろう。そう造り替えられてしまった。そう思えるほどに快感が強すぎた。

「そうだっ！　お前はもう二度とマンコでイクことはない。イキたいときはケツ穴を差し出して、男におねだりするしかない女になるんだ」

　天寺がアヌスに剛直を挿れたまま、脚を掴んで女体をひっくり返した。音を立ててストッキングとショーツが裂ける。牡肉の詰まった粘膜への回転摩擦に悦びの声を上げさせられ、白衣に包まれた女体がそのままソファに押し倒される。

「はあっ……う、くぅん……」