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隷従超鋼ヴァギナス [2] 調教編
第3章 隷従訓練
「えっ……えええっ!」
「命じられたら従いたまえ、それが隷従超鋼だ」
「え……あ、あの」
(中のって……それって所長のおちんち……えっ……ええええっ!)
「どうした? ヴァギナスはキミの意志に対して躊躇などしないだろう?」
「……は、はい」
とはいっても自分はヴァギナスではない。石のように固まりケイは思った。
(だって私はロボットじゃないんだもん……意志のある人間なんだもの! そんな、そんないやらしいこと……)
と、そこまで考えて気づいた。
(意志……もしかして、ヴァギナスにも! 人間と同じような意志があるの?)
「所長、質問があります……」
「なんだね?」
「もしかしてなんですけど……ヴァギナスにも心というか、人間みたいに物を考えたり感じたりするようなことって……あるんですか?」
「……」
天寺の沈黙に、ケイは自分がまた馬鹿を言ってしまったのかと不安になった。
それはそうだ。ロボットが物を考えるなんて漫画やアニメじゃあるまいし! なんと幼稚なことを思ってしまったんだろう! しかも一級の科学者である所長に対してそんなことを真面目に尋ねるなんて!
「あっ……やっぱり今のなしです! そんなことあるわけないですよねっ!」
「素晴らしい!」
「えっ?」
「その通りだよ、ケイ君! たったこれだけでそこまでの理解に到達するとは! キミは全く素晴らしい! キミの考えた通りだ。まさに隷従超鋼とは考える金属なのだ。そう、彼らには意志がある。だからこそ、従わされるときに負荷を発生させ、それが膨大なエネルギーを生み出すのだよ!」
「そっ……そうなんですか! 信じられない……」
「だからだよ、もうわかったね? だからキミにも今、負荷をかけているのだ。そして生まれるものを知ってもらいたい。それがヴァギナスなのだ!」
「命じられたら従いたまえ、それが隷従超鋼だ」
「え……あ、あの」
(中のって……それって所長のおちんち……えっ……ええええっ!)
「どうした? ヴァギナスはキミの意志に対して躊躇などしないだろう?」
「……は、はい」
とはいっても自分はヴァギナスではない。石のように固まりケイは思った。
(だって私はロボットじゃないんだもん……意志のある人間なんだもの! そんな、そんないやらしいこと……)
と、そこまで考えて気づいた。
(意志……もしかして、ヴァギナスにも! 人間と同じような意志があるの?)
「所長、質問があります……」
「なんだね?」
「もしかしてなんですけど……ヴァギナスにも心というか、人間みたいに物を考えたり感じたりするようなことって……あるんですか?」
「……」
天寺の沈黙に、ケイは自分がまた馬鹿を言ってしまったのかと不安になった。
それはそうだ。ロボットが物を考えるなんて漫画やアニメじゃあるまいし! なんと幼稚なことを思ってしまったんだろう! しかも一級の科学者である所長に対してそんなことを真面目に尋ねるなんて!
「あっ……やっぱり今のなしです! そんなことあるわけないですよねっ!」
「素晴らしい!」
「えっ?」
「その通りだよ、ケイ君! たったこれだけでそこまでの理解に到達するとは! キミは全く素晴らしい! キミの考えた通りだ。まさに隷従超鋼とは考える金属なのだ。そう、彼らには意志がある。だからこそ、従わされるときに負荷を発生させ、それが膨大なエネルギーを生み出すのだよ!」
「そっ……そうなんですか! 信じられない……」
「だからだよ、もうわかったね? だからキミにも今、負荷をかけているのだ。そして生まれるものを知ってもらいたい。それがヴァギナスなのだ!」