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隷従超鋼ヴァギナス [2] 調教編
第3章 隷従訓練
 ビルン!

 眼前に飛び出したソレはケイの想像をはるかに超えて長く、逞しかった。

(凄い……そそり立つって感じ……)

 大人の男性のその部分など、子供の頃のお風呂で見た父のもの以来だ。もちろん勃起状態など初めて目にする。

 臭いも強烈だった。外気に曝されただけで牡臭がムワッと臭い立つ。

 生臭いが、だが何か心に引っ掛かる匂い。つい、嗅いでしまいたくなるような。

「所長、あの……次は」

 いつの間にか自ら求めてしまっていた。

「先ほど靴に対してしたのと同じことをするのだ……」

 それは、ちょっとだけ予期していた。

(だって、お口はまだゆすいじゃダメって命令だったし……)

 覚悟は決めていたが、どうしても目は開けていられなかった。睫毛の先を震わせ、突きだした舌を赤黒い亀頭に近づけてゆく。

(恥ずかしい……それに、すごいエッチ……)

 ぴちょ……

 ケイの濡れた舌先が男の肉に触れた。

(これが……男の人の味……)

 いやらしい味だった。少ししょっぱい。それでいてどこか甘やかな感じもする。

「続けて……」

 促されるまま、先ほど足元でやったのと同じ動作を展開する。赤い舌肉が剛直をなぞる。

 ぴちゃ……ちゅぷ……ちゅぷ……

 丁寧に、仕えるように……それは元々のケイの性格もよく表れた奴隷奉仕だった。唾液をよく舌に絡めて塗りつけると滑りがよくなることに途中で気がつき、工夫を加える。

「はむ……ちゅ……ん……ちゅぷ」
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