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隷従超鋼ヴァギナス [2] 調教編
第4章 飽和
「そうだ、大陰唇と小陰唇のビラビラを拡げるのだ。中がよく見えるように」

 可憐な指をブルブルと震わせ、初めて男の目に肉の中を曝け出す。股を大きく開いたせいで、尻を後ろに引いていられなくなり、せり出すようにして秘所を前に出さざるを得なかった。

「うーむ、淫らだな……」
「いっ、言わないで下さい。ご主人様っ!」
「うむ、すまなかった。さて、今キミが拡げて見せている場所は何と言うかのかな?」
「ア、アソコです……あっ……性器です……んんっ……」

 アソコではわからないと言われると思い、慌てて言い直す。だが、それも否定された。

「マンコと呼びたまえ。オマンコでもいい。今、キミはマンコのビラビラをはしたなく男に向かって見せつけているんだ」

(いやらしいっ! なんていやらしい言い方をするの!)

 頭にカッと血が昇る。

「そして、改めて言ってみたまえ……ご覧くださいと」
「は、はい……ご主人様……ど、どうか……銀河ケイの……お、オマンコを……ご、ご覧くださいっ!」

 恥ずかしさで死にそうだ。

「膣口で処女膜がヒクヒクしているぞ……キミはまだ処女だったね?」

 それは最初にパイロットとなったときにユリカの問診で回答をしていた。でも、そういえばヴァギナスのオーガズマイザーを何度も挿入しているので、自分は処女と言えるのだろうか。

「は、はい……でも」
「男を知っているか、という意味でね。もし処女膜の損傷を気にしているなら安心していい。処女膜の膜状部位の形状は個人差があるものだ。そもそも完全に膜を張っている処女膜など、普通ありはしない。処女性とは関係ないよ」

 科学者らしい物良いで天寺が慰める。

「……ありがとうございます。ご主人様……んふうっ!」

 しかし、そろそろ限界だった。体重が支えていられないし、被虐の恍惚の前に理性も崩壊寸前だ。曝け出した女陰をご主人様に擦りつけたくて堪らない。

(これが隷従飽和……辛いッ! 切ないッ……どうにか……どうにかなっちゃうぅぅッ!)

 ヴァギナスも同じ気持ちだったのかと想うことでかろうじて耐え凌ぐ。
天寺が見つめる膣口の奥、まさに処女膜のヒダの裏に、とろけだした熱汁が貯水されていくのがわかった。

 耐えないと。ダメだ。

(っ……無理ッ! はあああああっ)
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