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隷従超鋼ヴァギナス [2] 調教編
第1章 月神太陽
 ユリカに胸に触れられるのはこれが初めてだった。弾力を確かめるように両の乳房に沈み込んだ指先がくねくねと繊細に動き始める。たちまちの内に勃起させられた乳首がジャンプスーツの薄い生地を裏側から突き上げる。

「かっ……はむぅっ……う……あっ」

 唇で顔面を、そしてとろける指使いで豊乳を押さえつけられ身動きが取れないながら、唯一自由な下半身がシートの上をはしたなく跳ね踊る。

 びちゅっ……ぶしゅっ……ぷっぷっ……ぐちゅっ……

 淫裂から愛の水が溢れる。

「はっあっ……ふっうっふっ……うっふっ……んっんっんっんっ……」

 乱れる呼気そのままの桃色の喘ぎ声が止まらない。止まらない、止まらない。完全にクライマックスへの潮流に絡め取られてガクガクと全身が痙攣する。

「イッていいのよ、ケイ。これはご褒美なんだから……我慢しなくていいの」

 ユリカの低くて優しい声。

「はあっ……ふあああっ……あはあああんっ!」

 もっといやらしい声が出したかった。

 もっと高い所へ行きたい。もっと、もっと……

 胸に突き立つユリカの爪の感触を、口の中をかき回す愛肉の滴りを、もっと、もっと感じたい。ぐちゃぐちゃに融けて混ざり合ってしまいたい。

 何も挿入されていない膣が、その隙間を埋めるかのように粘液を溢れ出させる。熱い蜜汁で肉裂の出口がじゅぶじゅぶになっていくのがわかる。

(いやらしいっ……私、いやらしいっ)

「ふくっ……くあッ……ああああん!」

 ブルッと震えて、

「イッき……イッきますっ……んっあっ……はああああっ……イクッ……ああイクッ、イクイク、んあっはあああああっ……イクうぅぅぅぅぅぅぅっ!」 
 初出撃のあの日よりも激しく、ケイはこれまでに経験したことがないほど深く高くオーガズムの彼方へ飛翔した。
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