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隷従超鋼ヴァギナス [3] 浸蝕編
第3章 時田
ぐるるる……ぎゅるるるる……
また、腸が蠕動運動の音を立てる。限界が近かった。この宿題の行きつく先はなんとなく予想がついたが、それについて考えるのは憂鬱でもあり……そしてまたゾクゾクするような快感があるのだった。そして、ケイはそれを恐れていた。
(太陽さん……太陽さん!)
デッキからその姿を見つめながら、心の中で叫ぶ。この甘美な悪夢から救い出して欲しかった。他の誰でもなく、彼に助けてもらいたかった。
まもなく、昼食の時間だった。お昼休みの後は隷従訓練の時間だ。お腹の具合以上に、今日はまだ何もされていないのにすでに体が火照っていることが、たまらなく心配だった。
天寺は一線を越えない。訓練なのだからそれは当たり前のことで、ご主人様は男女の関係になってしまわないように細心の注意を払いながらカリキュラムを考えていらっしゃるのだろう、とケイは思っている。しかし、これまで行われてきた淫らな行為の数々、これはすでに男女の関係と言えるものではないのだろうか?
(違う、違う! 私がはしたないだけ! ご主人様はヴァギナスの隷従感覚を磨かせるため、ギリギリ限界まで指導をして下さっているだけよ!)
事実、自分のヴァギナスの操縦は上手くなっているではないか。それがケイにとっての免罪符だった。
しかし。
自分から一線を越えるおねだりをしてしまわないか、ケイにはもう自信がなかった。日に日に淫らになっていく自分は、まるで自分ではないようだ。
「太陽さん……」
ポツリと呟く。そして食堂へと向かった。食事は必ず取る様に、命じられていた。
また、腸が蠕動運動の音を立てる。限界が近かった。この宿題の行きつく先はなんとなく予想がついたが、それについて考えるのは憂鬱でもあり……そしてまたゾクゾクするような快感があるのだった。そして、ケイはそれを恐れていた。
(太陽さん……太陽さん!)
デッキからその姿を見つめながら、心の中で叫ぶ。この甘美な悪夢から救い出して欲しかった。他の誰でもなく、彼に助けてもらいたかった。
まもなく、昼食の時間だった。お昼休みの後は隷従訓練の時間だ。お腹の具合以上に、今日はまだ何もされていないのにすでに体が火照っていることが、たまらなく心配だった。
天寺は一線を越えない。訓練なのだからそれは当たり前のことで、ご主人様は男女の関係になってしまわないように細心の注意を払いながらカリキュラムを考えていらっしゃるのだろう、とケイは思っている。しかし、これまで行われてきた淫らな行為の数々、これはすでに男女の関係と言えるものではないのだろうか?
(違う、違う! 私がはしたないだけ! ご主人様はヴァギナスの隷従感覚を磨かせるため、ギリギリ限界まで指導をして下さっているだけよ!)
事実、自分のヴァギナスの操縦は上手くなっているではないか。それがケイにとっての免罪符だった。
しかし。
自分から一線を越えるおねだりをしてしまわないか、ケイにはもう自信がなかった。日に日に淫らになっていく自分は、まるで自分ではないようだ。
「太陽さん……」
ポツリと呟く。そして食堂へと向かった。食事は必ず取る様に、命じられていた。