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隷従超鋼ヴァギナス [3] 浸蝕編
第3章 時田
「おっ、お前マジか? いくらなんでも……これ、伝染るアレかもしんねえぞ……」
「関係ねえっ……俺はもう我慢の限界なんだぜ……ヤれるんならなんでもいい。病気だろうとなんだろうと、もらってやるぜ!」
剛直をそそり立たせて、ユリカの白く、柔らかそうな乳に手を伸ばす。
ガラリ
時田の手が触れるか触れないかのその瞬間、実験室の入口の扉が開いた。
所長の天寺だった。
すんでの所で相棒と共に物陰に身を隠した時田の心の中で獣が怒り狂う。
(ちくしょう……畜生ッ!)
指の先に乳の温度が微かに残されている。あれを好きにできる所だったのに!
「フウ……反抗作戦に備えて超過密スケジュールだ。昼メシ時にしか抜け出せないとは……指揮官というのは激務だな、まったく」
無駄のない男だ。ボヤきながらも直ちにラボの一角から実験器具を取りそろえると、ユリカの体を調べ始める。
カチャカチャと音がする。
(所長か……この女をここに監禁しているのは……)
ヤったのかな? と心の片隅で思いながら、時田は唸る自分の中の獣を抑えつける。興味がわいてきた。いったい、ここヴァギナス機関では何が進行している?
「なるほど……有機体の細胞の遺伝子を書き換え、金属化することで繁殖していくのか。この速度は脅威だな。だが、制御してやることも容易ではありそうだ。なにせヴァギナスの逆で考えれば良いだけだからな……ノウハウの大部分はすでにある」
(ヴァギナスの逆? なんのことだ)
時田はヴァギナスの動作原理を知らされていない。隷従超鋼の性質も、それが操縦者の性感に反応して動作・変形をすることも知らなかった。
「応用してやれば、人体の改造を容易におこなえる、というわけだ。ククッ……奴隷の肉体を持つ最高の女を創り出すことも簡単だな」
(な、なんだってーッ!)
そんな心躍る話が聞けるとは思ってもみなかった。男のロマンではないか。こないだの作戦会議は死ぬほど退屈だったが、これには夢が広がりまくる。
「関係ねえっ……俺はもう我慢の限界なんだぜ……ヤれるんならなんでもいい。病気だろうとなんだろうと、もらってやるぜ!」
剛直をそそり立たせて、ユリカの白く、柔らかそうな乳に手を伸ばす。
ガラリ
時田の手が触れるか触れないかのその瞬間、実験室の入口の扉が開いた。
所長の天寺だった。
すんでの所で相棒と共に物陰に身を隠した時田の心の中で獣が怒り狂う。
(ちくしょう……畜生ッ!)
指の先に乳の温度が微かに残されている。あれを好きにできる所だったのに!
「フウ……反抗作戦に備えて超過密スケジュールだ。昼メシ時にしか抜け出せないとは……指揮官というのは激務だな、まったく」
無駄のない男だ。ボヤきながらも直ちにラボの一角から実験器具を取りそろえると、ユリカの体を調べ始める。
カチャカチャと音がする。
(所長か……この女をここに監禁しているのは……)
ヤったのかな? と心の片隅で思いながら、時田は唸る自分の中の獣を抑えつける。興味がわいてきた。いったい、ここヴァギナス機関では何が進行している?
「なるほど……有機体の細胞の遺伝子を書き換え、金属化することで繁殖していくのか。この速度は脅威だな。だが、制御してやることも容易ではありそうだ。なにせヴァギナスの逆で考えれば良いだけだからな……ノウハウの大部分はすでにある」
(ヴァギナスの逆? なんのことだ)
時田はヴァギナスの動作原理を知らされていない。隷従超鋼の性質も、それが操縦者の性感に反応して動作・変形をすることも知らなかった。
「応用してやれば、人体の改造を容易におこなえる、というわけだ。ククッ……奴隷の肉体を持つ最高の女を創り出すことも簡単だな」
(な、なんだってーッ!)
そんな心躍る話が聞けるとは思ってもみなかった。男のロマンではないか。こないだの作戦会議は死ぬほど退屈だったが、これには夢が広がりまくる。