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隷従超鋼ヴァギナス [3] 浸蝕編
第4章 肉体供出
もう、天寺には全てを見られてしまった。身体の隅々まで、そして体の中にあったものまで。もう、どうされてもいい。自分はご主人様のもの……
「キミには最後のお願いがある」
「お願い……?」
夢心地で聞き返す。
(命令じゃなくて?)
「そうだ。ヴァギナス・ユノーを最終決戦に備えて強化改造した。それに合わせてキミの肉体にも強化改造を施したい」
「私の……肉体」
「キミの肉体を供出してもらいたい。人類のため……私のために。」
「私を……供出……」
「これはキミ自身の意志で決められなくてはならない。わかるね?」
「ご主人様のために……」
顔を上げる。天寺が真摯な表情でケイの瞳を見つめる。
自分の身体を捧げる。
どうなってしまうのだろう。取り返しのつかないことのはずだ。ゾクッと背筋が震えた。それは恐ろしさのためではなかった。官能の疼きであった。
「キミには最後のお願いがある」
「お願い……?」
夢心地で聞き返す。
(命令じゃなくて?)
「そうだ。ヴァギナス・ユノーを最終決戦に備えて強化改造した。それに合わせてキミの肉体にも強化改造を施したい」
「私の……肉体」
「キミの肉体を供出してもらいたい。人類のため……私のために。」
「私を……供出……」
「これはキミ自身の意志で決められなくてはならない。わかるね?」
「ご主人様のために……」
顔を上げる。天寺が真摯な表情でケイの瞳を見つめる。
自分の身体を捧げる。
どうなってしまうのだろう。取り返しのつかないことのはずだ。ゾクッと背筋が震えた。それは恐ろしさのためではなかった。官能の疼きであった。