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母娘
第1章
「お義母さん、目が閉じてますよ」
眉の端を下げたまま、うなづいた。
また動き始めた。
同じ場所を執拗に突く。
「ああっ、いいっ、そこ、きもちいいっ!」
「俺もです。顔、見ててください」
俺は薄目を開けたまま、切なそうな顔をした。
「ああ、いい、お義母さん、いいです」
「お義母さんて言わないで……鈴子って……呼んで」
俺はあえぎ混じりに言った。
「はあぁ、鈴子、いいよ……」
「いい? 私のいい?」
「ああ、いい、鈴子、もう、イキそうだ」
「イっていいよ、イって」
「先にイっていい?」
「うん、イって」
「じゃあ、ちゃんと見てて」
「うん、見てる、秀行さんのイクとこちゃんと見ててあげる」
自分がいくためだけに動いているように、むちゃくちゃに腰を振った。
しかし、先端が突く場所は変えなかった。
「ああ、いいっ! 私もいきそう」
なおも責める。
眉が寄る。
目が閉じようとしていた。
彼女の首が仰け反った。
俺は動きをやめた。
眉の端を下げたまま、うなづいた。
また動き始めた。
同じ場所を執拗に突く。
「ああっ、いいっ、そこ、きもちいいっ!」
「俺もです。顔、見ててください」
俺は薄目を開けたまま、切なそうな顔をした。
「ああ、いい、お義母さん、いいです」
「お義母さんて言わないで……鈴子って……呼んで」
俺はあえぎ混じりに言った。
「はあぁ、鈴子、いいよ……」
「いい? 私のいい?」
「ああ、いい、鈴子、もう、イキそうだ」
「イっていいよ、イって」
「先にイっていい?」
「うん、イって」
「じゃあ、ちゃんと見てて」
「うん、見てる、秀行さんのイクとこちゃんと見ててあげる」
自分がいくためだけに動いているように、むちゃくちゃに腰を振った。
しかし、先端が突く場所は変えなかった。
「ああ、いいっ! 私もいきそう」
なおも責める。
眉が寄る。
目が閉じようとしていた。
彼女の首が仰け反った。
俺は動きをやめた。