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第1章 　

俺は彼女の頭を優しくなでた。
「鈴子はこのまま、いきたい？」
「うん……いかせて」
「じゃあ、俺に、ちゃんとお願いして……」
鈴子は一瞬躊躇してから、口を開いた。
「……お願い、秀行さん、いかせてください……」
そう、俺は、簡単にはあなたたちの思い通りには、ならない。
「じゃあ、いくよ」
「うん……」
「もっと、脚開いて」
彼女が足を広げた。
「そう、そう、いいよ鈴子」
俺は腰を打ち込んだ。
さっきとは違うやり方だ。
もう、彼女のイク下地は出来上がっている。
あとは奥を突き続ければ、ほどなくして、イク。
ずん、ずん、と打ち付ける。
「はあっ！　ああっ！」
もう、顔は仰け反っていた。
もう、自分がイクことに没頭している姿だ。
「あ、イク、イク！」
そうだ。鈴花と同じ顔だ。
ただ、鈴花と違うところがある。