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母娘
第1章  
俺に突かれながら、鈴子の脚がもっと開いた。
彼女の腕が伸ばされ、俺の尻を掴んだ。
引き寄せる。
結合部の密着度が増した。
俺の腰の動きに合わせ、彼女の手がその動きを後押しする。
もっと、もっと、と無言の要求なのだ。
鈴花はそんなことはしない。
女は、歳を経るごとに自分の快楽の追求に貪欲なる。
そしてその方法を自分なりに身に着ける。
鈴花もいつかこんな風になるのだろうか?
「あ、いく、いく……」
鈴子の動きに促され、彼女の「いいところ」を責めさせられているのだ。
その動きを俺の体が覚え込んだ時だった。
彼女の手が尻を離れ、腰に回され、代わりに彼女のかかとが尻に押し付けられた。
かかとが俺の尻を押す。
彼女の動きに無理がなくなる。
これが彼女の最終の形なのだろう。
俺も徐々に込み上げてきた。
「いく……いくわ……」
「俺もだ……」
「一緒にイって……お願い……」
彼女の手が、腰から俺の乳首に移った。
親指でその先端を転がす。
これも鈴花にはない。
自分と男を一緒にイかせるやり方を学んだのだ。
その刺激が俺の昇り詰めるスピードを早めた。
功を奏している。
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