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母娘
第1章
「ああ、すごい! すごい硬い、すごいわ、秀行さん!」
俺は、彼女の奥に先端を留めたまま動かず、じっとしていた。
「早く、動いて!」
簡単には彼女の言いなりになりにはなりたくなかった。
そう見せかけながらも、主導権は握りたかった。
まだ動かなかった。
「早く! お願い!」
ゆっくりと、じりじりと腰を引く。
「はあぁ……」
吐息を漏らす。
先端が抜ける寸前で止めると、まさに亀のごとく前へ進む。
彼女の眉がハの字になり、中央に寄る。
切なそうな表情だ。
奥に届く手前、浅い位置で止めた。
そこからまたゆっくりと引き抜く。
俺はその動きを続けた。
眉間のしわが太く深くなる。
半開きの口がわなわなと震える。
「もっと、奥よ! 奥に入れて!」
知っている。
女は、一度「奥」の味をしめると、もう浅いところの動きでは満足できなくなるのだ。
最初の深部への一突きは、その布石だった。
俺はまだ同じ浅い位置での動きを続ける。
「お願い! 奥に! 奥にっ!」
泣きそうな顔になった。
もういいだろう。
俺は、彼女の奥に先端を留めたまま動かず、じっとしていた。
「早く、動いて!」
簡単には彼女の言いなりになりにはなりたくなかった。
そう見せかけながらも、主導権は握りたかった。
まだ動かなかった。
「早く! お願い!」
ゆっくりと、じりじりと腰を引く。
「はあぁ……」
吐息を漏らす。
先端が抜ける寸前で止めると、まさに亀のごとく前へ進む。
彼女の眉がハの字になり、中央に寄る。
切なそうな表情だ。
奥に届く手前、浅い位置で止めた。
そこからまたゆっくりと引き抜く。
俺はその動きを続けた。
眉間のしわが太く深くなる。
半開きの口がわなわなと震える。
「もっと、奥よ! 奥に入れて!」
知っている。
女は、一度「奥」の味をしめると、もう浅いところの動きでは満足できなくなるのだ。
最初の深部への一突きは、その布石だった。
俺はまだ同じ浅い位置での動きを続ける。
「お願い! 奥に! 奥にっ!」
泣きそうな顔になった。
もういいだろう。