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パラダイスパレスの淫らな晩餐
第4章 大キノコの女体和え
 取り出されたのは、ひょろ長いキノコだった。それは赤黒い大きな笠に、茎の部分には怒張のような筋が張っており、人間のペニスそっくりの見た目をしている。少年はそれを悶えるキオの口の中に押し込もうとする。

「はぐうっ……むあ……あふうん! は、アハアッ……ン、ンン、ンッ!」

 口をいっぱいに広げても入りきらないほどの大キノコだったが、独特のぬめりによって潤滑し、次第にキオの喉奥へと埋められてゆく。

 ズズ……ジュル……ジュブウッ!

(や……あ、ん……口、口が……こんな……大きなの……入れられてる……あ、む……無理やりなのに……なんか、き、気持ち良い……ほ、ほぶう……)

 すでに劣情に支配されてしまっているキオは、口を犯されるようなこの行為にすら感じてしまっていた。苦悶と陶酔の入り混じった表情でペニスキノコを咥内へと受け入れてゆく。

「これはね……サバンナ大キノコといって、非常に危険な……体内に入ると菌糸を張り巡らせて体組織をのっとってしまう恐ろしいキノコなんです」

「……!」

 かろうじて残っていた僅かばかりの理性が少年の言葉の意味を理解する。悦んで口に入れている場合ではない!

(は、吐き出さないと! あぶうっ……むお……おむ……)

 一転、キオは頬張っていたものを必死で吐き出そうとする。しかし、少年はキオを押さえつけ、ぐいぐいとキノコを押し込む手をゆるめない。

 ぐぶちゅう……ぐちゅっ!

「ンーッ! ンンーッ!」

「……フフフ、でも、危険なだけじゃないんですよ。菌糸の根を張る過程で、このキノコは宿主に凄まじい快感を与えるのです。どうです、味わってみたいでしょう?」

「んああっ……おうあおっあふぃわひぃあび! やえっ…ひえうああ!」

「そうですか、そうですか、いいですよ。丸まる一本、丸呑みにして頂いてかまいません」
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