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透明犯罪捜査官 美荻野凛々香の非日常
第2章 ―多賀瑠偉人の非日常―
重撃を突き込まれ、クライマックスへと導かれてゆく女体。肉壺に渦巻く官能の業火は、もう止めることはできないほどに滾っていた。
「春名! 春名!」
「ああっ……言わないで! 言っちゃダメ……お兄ちゃんは、あたしの名前、言っちゃダメなのっ……馬鹿っ……ンアアッ! くううっ……ふあっ……ああ、ああっ……駄目なのに……ンハアッ! 駄目なのに……アアン……春名のこと……感じさせて……そんなのダメなのにぃ!」
「春名、春名……春名あぁぁぁっ!」
兄の体が密着し、強く妹を抱き寄せる。最奥にまで埋まりきったその怒張が、ぶるっと震えて、妹の中へと欲望の吐瀉をする。
「あ、あ、あ、あ……出てる……お兄ちゃんの……精子……春名の中に……あ、ああっ……広がってく……」
「ごめん、ごめんよ……春名」
瑠偉人が侘びと共に最後に口にしたのは妹の名だった。
「ううん、いいの……私こそごめんね……」
「これで最後だ……終りにしよう」
しかし、終わりはしなかった。二人の関係はその後も続いたのだった。
※ ※ ※
それを、隠し撮りされていた。誰が? どうやって? そしてこの脅迫の意味は……?
(クソッ……わからない……俺にこんなことをさせて……一体、何が目的なんだ!)
「春名! 春名!」
「ああっ……言わないで! 言っちゃダメ……お兄ちゃんは、あたしの名前、言っちゃダメなのっ……馬鹿っ……ンアアッ! くううっ……ふあっ……ああ、ああっ……駄目なのに……ンハアッ! 駄目なのに……アアン……春名のこと……感じさせて……そんなのダメなのにぃ!」
「春名、春名……春名あぁぁぁっ!」
兄の体が密着し、強く妹を抱き寄せる。最奥にまで埋まりきったその怒張が、ぶるっと震えて、妹の中へと欲望の吐瀉をする。
「あ、あ、あ、あ……出てる……お兄ちゃんの……精子……春名の中に……あ、ああっ……広がってく……」
「ごめん、ごめんよ……春名」
瑠偉人が侘びと共に最後に口にしたのは妹の名だった。
「ううん、いいの……私こそごめんね……」
「これで最後だ……終りにしよう」
しかし、終わりはしなかった。二人の関係はその後も続いたのだった。
※ ※ ※
それを、隠し撮りされていた。誰が? どうやって? そしてこの脅迫の意味は……?
(クソッ……わからない……俺にこんなことをさせて……一体、何が目的なんだ!)