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透明犯罪捜査官 美荻野凛々香の非日常
第5章 ―美荻野凛々香の非日常―
 ぢゅ……ぷ……

 先ほどの愛撫の続行。酒倉に向かって拡げられた凛々香の膣に、瑠偉人の指が沈む。ぬかるみに潜り込んだ指先は、そのまま奥へと進み、敏感な部分で鈎を作ってグイグイと圧して来る。

(アッ……クッ……アアッ! そこおっ! ンンッ……フウッ……凛々香の……一番感じる所……)

 いつもであれば、あられもない鳴き声を上げて大よがりしてしまうスポットだ。だが、今だけは許されない。

(ふぐううっ……ンッ……ンンッ……はぁう……ふあっ……ヒグッ……う、うううっ……ううっ……ンンンンッ)

 耐える。込み上げて来る絶叫的陶酔を必死になってやり過ごそうとする。だが、意志の力で制御できるものとそうでないものがある。

 ちゅ、ぴゅ……ぴゅ、ぷ……ぷっ

デスクの上に小さな飛沫。雨漏りのように一滴、二滴と、凛々香の愛液が零れて落ちる。

(あ……ああっ……ああああ……み、見られちゃう! 瑠偉人……ダメ! もうやめて! 抑えられない……それ、出ちゃう……出ちゃってる……!)

 ぴちゅっ……ちゅっ……ちゅぴっ……ぷちゅちゅっ……ちゅっぷっ!

 凛々香と酒倉の間にどんどん落ちる愛欲の滴。

(ハアアアアンッ! ダメ! ダメだって……アアンッ! 瑠偉人……ダメッ! ひぐうううっ……ヤアアンッ!)

 悶えようとする体を凍りつかせるだけで精いっぱいで、もう凛々香にはどうすることもできなかった。これまで自分が取り調べてきた好色政治家を前に、曝したクレヴァスから恥ずかしい汁を飛ばす情けない姿。

(ああっ……捜査官失格よ! 私……私、最低だわ……最低の女よ……だって、だって……こんなにはしたないことをしてるのに……職務を裏切って破廉恥な行為にふけっているのに……き、気持ちよくなっているんだもの!)

 それは認めざるを得なかった。この上なく無様な有り様ながら、凛々香はゾクゾクするような快感にどっぷりと呑みこまれていた。止まらぬ愛液の飛沫だけではない、狂おしく全身を駆け巡る熱悦がその証拠だ。
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