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変身ティーチャー・リョウコ ~学園女子ハンターズの罠~
第2章 リョーコに変身!
(変身! お願いっ、リョーコさん!)

《まかせといて!》

 ハンターズの前で変身することは正体がバレるということ。だが、躊躇っている場合ではなかった。

「トランス・ティーチャーフォーム!」

 変身の掛け声と共に、良子の身体がみるみるうちに、メリハリのあるリョーコのゴージャスボディへと変貌を遂げる。薄っぺらだった胸はむくむくと盛り上がってスクール水着からはみ出さんばかりとなり、腰はくびれ、豊かに張り出したヒップからは流れる曲線を描いてスラリとした両脚が伸びる。

 DNAレベルで骨格から完全に肉体を造り変えるコズミック・テクノロジー。その際発せられる熱エネルギーはリョーコに少しの快感をもたらす。

「ふ、あ……アア~ン!」 

 艶やかな喘ぎ声と共に女教師リョーコが姿を現した。

「なっ……コ、コイツ……変身した?」
「リョ、リョーコだ!」
「撮影会はお開きだ! 逃げろっ!」
「嘘だろおっ! ふざけんな!」

 驚き、うろたえるハンターズどもをリョーコは一喝する。

「ふざけんなですって? それはこっちのセリフよ! 学園女子ハンターズ……あんならのおふざけも今日で終わりよ! 全員とっ捕まえて警察に突き出してや……ううっ?」

 最後まで言い終えることができなかった。リョーコの膝がガクッと落ちる。

(なにこれっ……力が抜ける……)

 変身時の快感の余韻かと一瞬疑ったがそうではなかった。全身を何かが這いまわるような疼きが、引くことなく続く。そかも、それは徐々に大きくなっていくようだ。

「う……ああっ! こ、これ……そうか……この水着!」

 リョーコは身悶えしたくなるほどのこの快感の原因に思い当たった。

(媚薬に漬けていたと言っていたわね……そ、それで……)

 それだけではない。成熟した大人であるリョーコの肉体は、良子よりもより強く媚薬の成分に反応してしまう。変身したことが裏目に出たのだ。
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