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第2章 ユキといっしょに戦う

「く……ち、乳房……ですわ」
「チブサ～？　なにそれ？　難しい言葉わかんな～い」
「う、ううっ……」

　戦闘員がこれ見よがしにナイフを閃かす。

「やっぱ直接確認しとくか……なあコイツ用のスーツって、これ一着しかないんだよな？　切り裂いちゃったらどーなんの？」

「規則は規則だからな……ずっとそのままじゃねーの？」

「ヒャハッ！　じゃあ今後、コイツ、オマンコ丸出し生活か！　そしてココも……」

　刃先が胸へと近寄る。それを見てついにユキは屈した。大きな声で恥ずかしい言葉を叫ぶ。

「やめてえっ！　おっぱいよ！　そこはおっぱいで膨らんでいるの！　だからやめて！」

「おっぱいだあ？　こんなに大きいのか？　ホントに全部？　全部分？」
「……やっぱり確認が必要だな！」

　もみぃっ！　もみもみっ！

　ユキの大きな乳房の肉に、戦闘員たちの指がめり込む。


「あっ、くふうっ」

「ひぉおおっ！　や～らけえっ！」
「奇跡のお肉だぜ、こりゃあよお！」
「おい、カップはいくつだ？　言えよ！」

　従わなければ今度はどんな嫌がらせをされるかわからない。そう見たのか今度は大人しく、しかし小声でユキが応える。

「……Ｅ……ですわ」
「Ｅ！」