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牝囚戦隊ジェイルジャーファイブ
第3章 慌てず様子を見る
(反撃のチャンス……でも罠かもしれない……)

 麗がそう思って一瞬躊躇った間に、ユキが女幹部めがけて跳躍する。

「ドワリーナ、覚悟なさいっ!」

 が、その瞬間、その背後に立った影が彼女を羽交い絞めにしていた。

「えっ……なっ、貴女は!」

 それは意外にもジュディ黒崎だった。

「眠ってな……」

 ドスッ……

 目にも止まらぬ早業で、ユキの鳩尾に拳を叩き込み、気絶させる。

「……申し訳ありませんでした。ドワリーナ所長」

 意識を失ったユキの身体を床に横たえ、ジュディがドワリーナに頭を垂れる。この恭順姿勢にはドワリーナも驚いたようだった。

「ほ~う? どういう風の吹き回しかしらねえ……殊勝な態度は褒めてあげたいけど、殊勝過ぎるのも……逆に不気味よねえ……」

「別に……私は新しい生活に早く順応したいだけです」

「フフッ……しかし、新しい生活というのが何を意味しているのか本当に理解してるのかしら?」

「……ええ。その証拠に、お詫びとしてこれから、皆様に私のストリップをご覧いただきます」

 おお……

 ドワリーナの後ろに控える戦闘員たちが静かに色めき立つ。ジュディは五人の中でも一番スタイルが良い。

 スラリとしたボディ、ユキほどではないが男を魅了するには充分な量感の形良いバスト、くびれた腰からヒップ、そして太腿への曲線……どれをとっても極上のモデル体型をしていた。
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