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牝囚戦隊ジェイルジャーファイブ
第3章 慌てず様子を見る
 ジョディは掲げた片脚をそのままポールにかけ、上半身をぐっと後ろにそらした。

 大事な所が見えそうで見えないその姿勢に、戦闘員たちがグッと身を乗り出す。軸足を入れ替え、踵に引っかけたショーツを彼らの鼻先へと突き出してみせる。

「うひょおおおっ! こりゃエロい!」
「たまんねえっ!」

 この堂々たるプロ顔負けのパフォーマンスに戦闘員たちは大喜びだった。ピーピーと口笛を吹きならすものまでいる始末。だが、苦虫を噛みつぶしたような顔をしている者が一人。ドワリーナだった。

「お前らっ! ノせられてんじゃないよ! まったく、だらしない!」

 パチリと指を鳴らして音楽を止め、ツカツカとジュディの前に歩み寄り、ジロリと麗たちをねめつける。

「フン……そーいうことかい。お仲間の着替えは完了ってわけか。お優しいことね……それで自分は澄ましたダンスで従順なフリかい? それがお前の考えだったのか? だが、アタシの眼は誤魔化せないよ!」

 ドワリーナがジュディの足からショーツを奪い取る。そして瞬く間にそれでジュディの両手首をポール高くに縛り付けた。

「うっ……」

 頭上高く、後ろ手に縛られる形となったジュディはまさに囚われのヒロインといった風情でポールを背にすることになる。上半身にはまだ乱れた着衣が残り、ブラからは柔らかそうな乳房が半以上露出し、キュッとくびれた腰から下は何もつけていない状態だ。

「おい、コイツの足を持ち上げろ……両方共だ」

 ドワリーナが戦闘員に命じて身動きできないジュディの両脚を大きく開かせる。下半身を無理やり持ち上げられたジュディから苦悶の声が漏れる。

「う……くっ……」
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