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牝囚戦隊ジェイルジャーファイブ
第1章 秘密結社ドワルギオン
※ ※ ※
どこかの山奥と思しき場所に建てられた矯正施設。矯正施設とは言え、鉄条網を張り巡らせた高い塀で周囲を囲われた、完全な監獄だ。すぐに一室に連行された麗たちは手錠を外され、着替えを命じられる。
「これって……」
受け取った服を見て麗は目を丸めた。ヨリコとユキも驚きの声を上げる。
「僕の戦闘スーツだにゃ!」
「私のも……」
ジュディと小玲は無言だったが、手にしているのはやはり、黒、そして黄色のカラースーツだ。おそらく彼女たちの戦闘服だったものに違いない。
「ホーッホッホ! そいつは正真正銘、お前たちのスーツだよ。変身機能や戦闘機能は外してあるけどね……」
甲高い笑い声がして、戦闘員を従えた女が入ってきた。
麗は、いや麗たち全員がその声に聞き覚えがあった。一度耳にしたら忘れようもないそのハイなテンション。豊満な肉体を露出した際どいボンテージルックの悪趣味なコスチュームに包んだその姿。
「ドワリーナ! 何故ここに!」
「あ~ら、麗ちゃん……いやさ、ユウシャーピンク。お久しぶりねぇ……。なんでって、私、ここの所長もやってるのよ。なんたって、ドワルギオンの幹部様なんですからねえ!」
ドワルギオンの戦闘部隊を率いる女幹部ドワリーナ。陽気でご機嫌、ハイテンションな口調はこの女の常だ。しかし、その裏には残酷な嗜虐趣味が隠されていることを、これまでの戦いを通じて麗は知っていた。
「麗ちゃ~ん、特にあなたは念入りに可愛がってあげるからね……ウフフ」
麗の傍らにピタリと体を摺り寄せて、ドワリーナが残忍な微笑を浮かべる。
どこかの山奥と思しき場所に建てられた矯正施設。矯正施設とは言え、鉄条網を張り巡らせた高い塀で周囲を囲われた、完全な監獄だ。すぐに一室に連行された麗たちは手錠を外され、着替えを命じられる。
「これって……」
受け取った服を見て麗は目を丸めた。ヨリコとユキも驚きの声を上げる。
「僕の戦闘スーツだにゃ!」
「私のも……」
ジュディと小玲は無言だったが、手にしているのはやはり、黒、そして黄色のカラースーツだ。おそらく彼女たちの戦闘服だったものに違いない。
「ホーッホッホ! そいつは正真正銘、お前たちのスーツだよ。変身機能や戦闘機能は外してあるけどね……」
甲高い笑い声がして、戦闘員を従えた女が入ってきた。
麗は、いや麗たち全員がその声に聞き覚えがあった。一度耳にしたら忘れようもないそのハイなテンション。豊満な肉体を露出した際どいボンテージルックの悪趣味なコスチュームに包んだその姿。
「ドワリーナ! 何故ここに!」
「あ~ら、麗ちゃん……いやさ、ユウシャーピンク。お久しぶりねぇ……。なんでって、私、ここの所長もやってるのよ。なんたって、ドワルギオンの幹部様なんですからねえ!」
ドワルギオンの戦闘部隊を率いる女幹部ドワリーナ。陽気でご機嫌、ハイテンションな口調はこの女の常だ。しかし、その裏には残酷な嗜虐趣味が隠されていることを、これまでの戦いを通じて麗は知っていた。
「麗ちゃ~ん、特にあなたは念入りに可愛がってあげるからね……ウフフ」
麗の傍らにピタリと体を摺り寄せて、ドワリーナが残忍な微笑を浮かべる。