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牝囚戦隊ジェイルジャーファイブ
第1章 秘密結社ドワルギオン
「刑務所長……フン、確かに貴女にお似合いですわね」
ユキがそんなドワリーナに挑発的な皮肉を言う。いつものコスチュームに加えて、角張った警帽を被ったドワリンナは、確かに安物のB級洋画に出て来る女刑務所長のようだ。
「ノンノンノ~ン! 刑務所だなんてノン! 言い方がエレガントじゃないざ~ますわね! 思想矯正所よ~! 思・想・矯・正・所! ここは貴女方、どーしょうもない女たちを牝豚として再教育する場所……」
「め、牝豚ですって!」
ユキが声を荒げる。
「そう、牝豚。だ~って、洗脳も効かないでしょう、貴女たち? 使い道ないじゃないの。だ~か~ら、肉奴隷として更生させるのよ。それが一番! オーホッホッホ!」
「ふざけないで! 誰がそんな……」
「お黙り! これっぽっちもふざけちゃいないよ……ほらっ! わかったらさっさと着替えな! そのスーツはこれからはお前らの囚人服だ! それを着て生活するんだよ!」
「で、でも……男の人が」
周りにいる戦闘員たちは皆、男性だ。
おずおずと口を開いた麗をドワリーナが一喝する。
「麗ぁ~、さっき言った事聞いてなかったのかい? お前はこれから牝奴隷になるっつったんだ……男の眼を愉しませるのも仕事の内なんだよ。調教はもう……始まっているのさ!」
「そ、そんな……」
ピンクのスーツを手にしたまま、立ち尽くす麗に、ドワリーナが意地悪そうに言葉を続ける。
「それとも何かい? 手伝わせてやってもいいんだよ? コイツら、喜んで協力してくれると思うけどねェ……」
「冗談じゃありませんわ!」
爆発したのはユキだった。
「……スーツを渡したのは失敗でしたわね……超装!」
不敵な笑みを浮かべて叫ぶ。その瞬間、まばゆい光が迸る。
「清純なる正義の証! 真珠の装い、パールゴージャス!」
「ば、馬鹿な! 変身機能はカットしてあるはず……」
「甘く見たわね、私たち超装戦隊のテクノロジーを!」
輝くエナメルホワイトのスーツに身を包んだユキがそう言ってドワリーナに飛びかかる。
(これは……チャンスかもしれない!)
麗は……
ユキといっしょに戦う →二章へ(このまま次へ)
慌てず様子を見る →三章へ(目次から移動)
ユキがそんなドワリーナに挑発的な皮肉を言う。いつものコスチュームに加えて、角張った警帽を被ったドワリンナは、確かに安物のB級洋画に出て来る女刑務所長のようだ。
「ノンノンノ~ン! 刑務所だなんてノン! 言い方がエレガントじゃないざ~ますわね! 思想矯正所よ~! 思・想・矯・正・所! ここは貴女方、どーしょうもない女たちを牝豚として再教育する場所……」
「め、牝豚ですって!」
ユキが声を荒げる。
「そう、牝豚。だ~って、洗脳も効かないでしょう、貴女たち? 使い道ないじゃないの。だ~か~ら、肉奴隷として更生させるのよ。それが一番! オーホッホッホ!」
「ふざけないで! 誰がそんな……」
「お黙り! これっぽっちもふざけちゃいないよ……ほらっ! わかったらさっさと着替えな! そのスーツはこれからはお前らの囚人服だ! それを着て生活するんだよ!」
「で、でも……男の人が」
周りにいる戦闘員たちは皆、男性だ。
おずおずと口を開いた麗をドワリーナが一喝する。
「麗ぁ~、さっき言った事聞いてなかったのかい? お前はこれから牝奴隷になるっつったんだ……男の眼を愉しませるのも仕事の内なんだよ。調教はもう……始まっているのさ!」
「そ、そんな……」
ピンクのスーツを手にしたまま、立ち尽くす麗に、ドワリーナが意地悪そうに言葉を続ける。
「それとも何かい? 手伝わせてやってもいいんだよ? コイツら、喜んで協力してくれると思うけどねェ……」
「冗談じゃありませんわ!」
爆発したのはユキだった。
「……スーツを渡したのは失敗でしたわね……超装!」
不敵な笑みを浮かべて叫ぶ。その瞬間、まばゆい光が迸る。
「清純なる正義の証! 真珠の装い、パールゴージャス!」
「ば、馬鹿な! 変身機能はカットしてあるはず……」
「甘く見たわね、私たち超装戦隊のテクノロジーを!」
輝くエナメルホワイトのスーツに身を包んだユキがそう言ってドワリーナに飛びかかる。
(これは……チャンスかもしれない!)
麗は……
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