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牝囚戦隊ジェイルジャーファイブ
第7章 絶対に負けない!
「スリムボディな大人の色香……でも、真性マゾなの、ジェイルブラック……ジュディ黒崎! そしてお相手は……ドワルギオン最高幹部、ドワリーナ様!」

「オーホッホッホッホ!」

 トレードマークの甲高い笑い声が轟くと、全ての会場から割れんばかり拍手喝采が起こった。

「ドワリーナ様! 今日も最高っす!」
「ドワリーナ様あっ……アタシを抱いてえええっ!」

 今や知らぬ者のないドワルギオンのナンバー2。その妖艶なコスチュームと魅惑の肢体、そしてデンジャラスなキャラクターは、男だけでなく、若い女にも人気があるようだ。

「ククク……さて、いつぞやはやってくれたわよね。あの時言った私の言葉、憶えているかしら?」

 両手首を縄で縛って柱に向かって結わえられているジュディは、その完璧に美しい背中と、無防備なヒップをドワリーナに向けて曝け出す格好だ。

 ニイ、と残忍な笑みにドワリーナの青い唇が歪む。

 ピシイイイィィッ!

 その手に握られたショートホイップが空を裂き、ジュディの背中に赤い蚯蚓腫れが走った。

 ピシイッ! ピシイイッ!

 二度、三度! 大の男でさえ十回も打たれれば意識を失うと言われる鞭打ちを、渾身の力を込めて情け容赦なく女の柔肌に叩き込む。

「ひぐうっ! はぐっ! イヒッ! いぎいいっ!」

 叫び声を上げるジュディ。だが――

「イ、イイッ! あはあああっ! 痛いのに……か、感じますっ! ドワリーナ様あっ! ふあああああっ!」

 それは歓喜の叫びだった。
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