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牝囚戦隊ジェイルジャーファイブ
第7章 絶対に負けない!
 日本の各地で、全国民に見守られながらのシンクロ絶頂。その噴き上げる高さを競いあうかのような、美しい弧を描く潮吹きに、ステージ上に虹がかかり、カメラに飛んだ飛沫で映像がボヤける。

 五人の戦士のフルフェイスゴーグルが一斉に解放され、中から蕩けきったアクメ顔が飛び出す。股間からドロドロした白濁を垂れ落しながら、彼女たちは一様に、恍惚の彼方へと導かれ、弛緩した堕悦の表情を浮かべていた。

「ジェイルピンクよ……舌を出せ……」

 ゲスドワールが麗に命じる。言われるままに差し出された愛肉をその唇がじゅるりと食む。

「う……あむ……そ、総統様ぁ……ふちゅうっ」

 舌を吸われる感触にゾクゾクと背筋を震わせる麗。

「これは牝奴隷として完成の証のキスだ……お前は我々の性処理道具として一生を肉奉仕に捧げるのだ。誓え!」

「は……はい……誓います……」

 麗が絶頂の余韻に、息も絶え絶えで答える。うっとりと目を閉じ、唾液と肉の触れ合いを貪るようにして……

「……誓います。但し、ゲスドワール、貴方の敗北をね!」
「な、なにっ!」

 ずちゅうううううううっ!

 突然、麗の唇が強くゲスドワールの唇を塞いだ。その瞳に力が戻り、正義の炎、そして理性と意志の輝きが射す。

「体内音反響中和!」

 きゅううううううううううんっ!

「は、放せっ!」

 ゲスドワールがしがみつく麗を突き放す。

「貴様、何をした!」

「キスをしただけ……でもね、ゲスドワール。貴方も知っている通り、私たちユウシャーファイブは先天的に貴方たちの洗脳電波を受け付けない体質。特に私は、体の中で心臓や細胞、筋肉、骨が立てる体内音の周波数が洗脳電波の周波数と打ち消し合って無効にしてしまう得意体質だった……」
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