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牝囚戦隊ジェイルジャーファイブ
第2章 ユキといっしょに戦う
「馬~鹿共が! 何も細工せずにそんなスーツを返すと思うか? 言ったはずだよ、それはこれからお前たちの囚人服だってね! スイッチひとつで拘束できるレザーバインドが仕込んであったのさ」

「ううっ……そ、そんな……」
「し、締まる……凄い力……」

 両腕両脚、そして胴体すらも、服から飛び出したその仕掛けにギチギチに縛り上げられ、二人は床に転がった。

 そのはずみに落ちたユキの変身装置をドワリーナが拾い上げる。

「こんなものを爪に仕込んでいたとは。まったく、油断も隙もあったものじゃないわねぇ。ウフフフ、留置場で済ませてきたんだろうけど、ここはもう一度、身体検査が必要だねえ」

 ドワリーナが戦闘員たち指図する。

「全身を徹底的に検査しろ!」
「ドワール(了解)!」

 指示を受けて、すぐさま戦闘員たちが麗とユキを取り囲む。

「クク……ユウシャーピンク。俺たち、何度お前にブチのめされたことか……」

「もっともお前らには覆面姿の俺たち戦闘員は誰が誰だかわかりようがねーだろうが。ヒヒ……パールゴージャス、お前にも世話になったな……」

 縛り上げられて身動きが取れない麗とユキに、戦闘員たちが手を伸ばす。

「や……やめて!」
「お放しなさい! 触らないで!」

「ヘヘッ……誰がやめるもんかよ! 待ってたんたぜ、こういう日が来るのをなぁ!」

「ああっ……」
「ケケッ……やっぱり下着もピンクなだな……」

 麗の戦闘スーツのタイツが降ろされ、ピンクのショーツがミニスカートの下に露わとなる。
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