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シミュレーション仮説 (旧作)
第3章 美優は処女だ。自慰行為すらしたことがない。
 アスファルトの固い感触を背中に感じながら、陽一は驚きながらそのキスを受けた。

 これって…OKってこと?
 でも、それにしても、飯田ってこんなことする子だったのか…

 陽一の体の上にぴったり重なって美優は、その唇を貪った。
 舌を絡め、長く濃密なキスを交わす。

 美優にとって、これがファーストキスだ。
 心の中で思い描いていたファーストキスは、もっと甘くてもっと切なくて、もっとロマンチックなものだった。
 こんなふうに、性行為に直結してしまうような、大人のキスを自分がする姿すら想像したこともなかった。

 陽一と舌を絡めながら、美優はこのままではいけない、とりかえしのつかないことをしてしまう、そう思う。
 それは昨日までの、清純で奥手な美優の心の声。不潔な、不純なことを嫌う、昨日までの美優の声。

 しかし、美優の体は陽一の肉体を求める。

 美優の下腹部に、硬くなった陽一のものが触れる。
 陽一の制服のシャツの前ボタンを外しながら、美優は囁く。

 美優の手が陽一の体に触れるたび、心の隅にわずかに残る嫌悪の感情は消え、自らの行為に酔うように、初めてのセックスに没頭していく。

「陽一君…触って…」

 陽一はいぶかしがりながらも、健康な男子の性への欲望が、手を美優の胸に伸ばさせる。

「ん…っ」

 美優がかすかな喘ぎを漏らす。
 陽一は、両手を伸ばし、美優の胸をまさぐる。
 美優も、陽一のシャツのボタンを全て外すと、その体を撫でる。
 それに習うように、陽一も美優のブラウスのボタンを外し、白いブラジャーに包まれた膨らみに触れた。
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