この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
シミュレーション仮説 (旧作)
第3章 美優は処女だ。自慰行為すらしたことがない。
アスファルトの固い感触を背中に感じながら、陽一は驚きながらそのキスを受けた。
これって…OKってこと?
でも、それにしても、飯田ってこんなことする子だったのか…
陽一の体の上にぴったり重なって美優は、その唇を貪った。
舌を絡め、長く濃密なキスを交わす。
美優にとって、これがファーストキスだ。
心の中で思い描いていたファーストキスは、もっと甘くてもっと切なくて、もっとロマンチックなものだった。
こんなふうに、性行為に直結してしまうような、大人のキスを自分がする姿すら想像したこともなかった。
陽一と舌を絡めながら、美優はこのままではいけない、とりかえしのつかないことをしてしまう、そう思う。
それは昨日までの、清純で奥手な美優の心の声。不潔な、不純なことを嫌う、昨日までの美優の声。
しかし、美優の体は陽一の肉体を求める。
美優の下腹部に、硬くなった陽一のものが触れる。
陽一の制服のシャツの前ボタンを外しながら、美優は囁く。
美優の手が陽一の体に触れるたび、心の隅にわずかに残る嫌悪の感情は消え、自らの行為に酔うように、初めてのセックスに没頭していく。
「陽一君…触って…」
陽一はいぶかしがりながらも、健康な男子の性への欲望が、手を美優の胸に伸ばさせる。
「ん…っ」
美優がかすかな喘ぎを漏らす。
陽一は、両手を伸ばし、美優の胸をまさぐる。
美優も、陽一のシャツのボタンを全て外すと、その体を撫でる。
それに習うように、陽一も美優のブラウスのボタンを外し、白いブラジャーに包まれた膨らみに触れた。
これって…OKってこと?
でも、それにしても、飯田ってこんなことする子だったのか…
陽一の体の上にぴったり重なって美優は、その唇を貪った。
舌を絡め、長く濃密なキスを交わす。
美優にとって、これがファーストキスだ。
心の中で思い描いていたファーストキスは、もっと甘くてもっと切なくて、もっとロマンチックなものだった。
こんなふうに、性行為に直結してしまうような、大人のキスを自分がする姿すら想像したこともなかった。
陽一と舌を絡めながら、美優はこのままではいけない、とりかえしのつかないことをしてしまう、そう思う。
それは昨日までの、清純で奥手な美優の心の声。不潔な、不純なことを嫌う、昨日までの美優の声。
しかし、美優の体は陽一の肉体を求める。
美優の下腹部に、硬くなった陽一のものが触れる。
陽一の制服のシャツの前ボタンを外しながら、美優は囁く。
美優の手が陽一の体に触れるたび、心の隅にわずかに残る嫌悪の感情は消え、自らの行為に酔うように、初めてのセックスに没頭していく。
「陽一君…触って…」
陽一はいぶかしがりながらも、健康な男子の性への欲望が、手を美優の胸に伸ばさせる。
「ん…っ」
美優がかすかな喘ぎを漏らす。
陽一は、両手を伸ばし、美優の胸をまさぐる。
美優も、陽一のシャツのボタンを全て外すと、その体を撫でる。
それに習うように、陽一も美優のブラウスのボタンを外し、白いブラジャーに包まれた膨らみに触れた。