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シミュレーション仮説 (旧作)
第3章 美優は処女だ。自慰行為すらしたことがない。
 陽一は、川沿いの土手へ美優を誘った。
 土手を少し歩いて橋の下に辿り着く。この辺りまで来ると、目の前の高層マンションのせいで日当たりが悪く、散歩やランニングなどで来る人もほとんどいない。
 
 二人は橋の下に並んで腰を下ろす。
 春先のアスファルトは、少しひんやりしていて、歩いた後の体に気持ちがいい。
 
 静かだった。

「あのさ…こないだの…返事なんだけど」
「うん…あの…」

 恥ずかしかった。
 二人とも、普通の高校生。陽一も女性との交際経験はなく、告白したのすら初めてだった。

 美優は、断るつもりでいた。
 自分にはまだ早い、と、そういうつもりだった。

 意を決して顔を上げると、陽一の顔が目の前に飛び込んでくる。
 制服からのぞく首筋が、太く逞しい。

 エッチなこと、してほしい…
 あの腕で抱きしめて、腰を押し付けてほしい。

 美優は自分でも意識しないまま、並んで座り、すぐそばにある陽一の手に触れていた。

 この手で…めちゃくちゃにされたい…

 美優は陽一の首にぶら下がるように手を回し、唇を重ねる。
 そのまま体重をかけ、押し倒す。
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