この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
シミュレーション仮説 (旧作)
第9章 ある日、信二に映画の仕事が入ってきた。
 ガクガクと香澄が震える。
 信二が怖かった。

 犯されるだけなら、まだいい。
 信二からは何か狂気のようなものを感じる。

 まるで人を人とも思っていないような、そんな狂った気配。

 それは信二の『神』に選ばれた、という思いが起こさせる大胆さ、強引さ。
 女を性欲処理の道具としかみていない、信二の狂気という凶器。

 これ以上キスマークを付けないのを条件に、香澄は信二に服従した。

 全裸にされ、信二のものを口に含む。
 狂気に染まった男のものは、想像以上の恐怖をもたらし、ガクガクと震える口はただそれを咥える、ということすらも難しく、必死で開く口から唾液がこぼれる。

 清楚な顔を苦しげに歪めて、男のものを頬張る。
 それを信二は撮影する。

 そして信二は、香澄の中に侵入する。

「あ…ううっ! あ、んっ! ああっ!」

 恐怖からか、悲鳴のような喘ぎ声をあげ、香澄は信二の責めを受けた。
 もう抵抗も反抗も許されない。

 ただただ、耐えて受けるしかない。

 信二は欲望に従って、香澄の顔を精液で汚した。

 信二の責めは、まだ終らない。
 二度目の挿入。

「中に出すぞ。いいか…」
「いや…中はだめっ…! あ、んんっ…それだけは、それだけは…!」
「出すぞ、中に出してやる」
「いやあぁっ! だ、誰か、誰か来てぇっ! このままじゃ…あうっ!」

 その時、香澄の部屋のドアを叩く音がした。

「香澄さん、香澄さん? どうしたんですか!?」
「た…助けて…っ! 助けて…お願いぃ…」

 香澄は必死に声を振り絞って、助けを求めた。
 信二は小さく舌打ちするも、その行為をやめることはしなかった。
/51ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ