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愛玩男奴 お兄ちゃん
第2章 お兄ちゃんを調教ね
 急所を突かれて、お兄ちゃんは屈服した。

「いいえ……違います」

「じゃあ、どうしてこんなにおっきくしてしまったの? 普段からそうなの? ハンサムのクセに、いつも立たせっぱなしの変態なの?」

「ち、違います……それも違います」

「じゃあ、どうして?」

 結局、お兄ちゃんは口ごもる。

「帰る? お家」

 玲子さんが人差し指を立て、お兄ちゃんの頬をなぞる。観念したように目を閉じたお兄ちゃんは、ついに答えを口にした。

「……すいません。ご主人様。本当は感じていました。妹に……服を脱がされて……へ、変な気分に」

「嘘はいけないって言ったわよね。ご主人様には正直にって」

 きゅっ、と握りしめられて、お兄ちゃんが軽い呻き声を上げる。でも、玲子さんの手の中のお兄ちゃんは、なんだかさっきより少し大きくなってきているように見えた。

「罰を与えるわ。妹で変な気分になっちゃう変態お兄ちゃんにふさわしい罰をね」

 玲子さんの手が小刻みに上下し始めた。

「う、あっ……そ、そんなこと……」

「そんなことじゃないわよ。男奴の毎日の務めなのよ。一日何回だって、ご主人様の求めに応じなきゃならないんだから」

「あ……あっ……」

 こんなお兄ちゃん、見たことなかった。切なげに眉を寄せて、必死で耐える姿。立っていられないみたいで、玲子さんに支えられるような格好になっている。

「いいわ……いいわよ。もっと声を出して。はしたなく乱れた喘ぎ声を妹に聞かせてあげるのよ」

 妹、というキーワードに反応して、お兄ちゃんが歯を食いしばる。

「く……うっ、う、ううっ……」

「命令には逆らうなって、教えなかったかしら?」

「あはうぅっ!」

 玲子さんがお兄ちゃんの下のほうから大きくすくいあげると、お兄ちゃんは堪えきれずに甘い声を上げてしまった。
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