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愛玩男奴 お兄ちゃん
第2章 お兄ちゃんを調教ね
「言うのよ、今、何をされているのか、そしてどう感じているのか……」

 そう言って、お兄ちゃんの胸に舌を伸ばしてくすぐる。アソコを可愛がる手は休めずに。

「れ……玲子様の指……うっ……き、気持ち……いいです」

「どこを触られてるのが気持ちいいの」

「ああっ……ふっ……その……僕の……ペニスを」

 ついに言わされてしまったお兄ちゃん。小さい声だったけれど、私の耳にもはっきりと聞こえた禁断の場所の名前。でも、玲子さんはそれぐらいでは許してくれなかった。

「ペニスじゃなくておちんちんって言い直して貰おうかしら。そっちの方がいやらしいわ。それと、ちゃんと私の目を見て言ってくれる? 男奴はね、女を悦ばせるための存在なのよ。自分だけ気持ち良くなってちゃダメ。どんなに恥ずかしくても、いえ、恥ずかしいならなおさら、全てを曝け出して女を満足させなさい」

 そう言いながらも、愛撫は止めない。お兄ちゃんの敏感な所に指を立てて
、今、言って聞かせているのと同じように丁寧で繊細な動きでその感触をお兄ちゃんの肉体に浸みこませてゆく。

「あ……はあっ……お……おちんちん……僕……玲子様におちんちんいじられてます。凄く……凄く気持ちい指使いで……ああっ……破裂……しそうです……気持ち、良すぎて……」

「ウフ……」

 玲子さんが淫靡な笑みを浮かべて、お兄ちゃんの耳元に唇を寄せる。

「言って……おちんちんイイって、大きな声で……」

「お……おちんちんイイ! ああああっ! イイッ! おちんちんイイッ!」

 嫌だあ……。お兄ちゃん……本当に調教されてる……。わかっていたことのはずなのに。覚悟していたはずなのに。全然甘かった。目の前で命令に服従させられ、性の玩具となったお兄ちゃんの姿を見せられ、私の心は立ちくらみをするようなショックに投げ込まれた。
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