この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛玩男奴 お兄ちゃん
第3章 丈を調教なさい
 私は平手を作ると、おずおずとそのむき出しの肌に下ろした。ぺち……という蚊も殺せそうにないような情けない音。

「もっと、もっと強く!」

 ぺちいっ!

「もっと! 赤く腫れるぐらい痛く!」

 ぱあんっ! 今度は良い音がした。見ると丈さんの要望通り、手形が赤くその胸に張り付いていた。打った方の私の手もジンジンする。

「ありがとうございます。ご主人様」

「痛くなかったですか?」

「痛くていいんですよ。痛めつけ、辱めるのです」

「辱めるって?」

「例えば、そう、さっきの続きを……下を脱がせてボクのその部分を露出させるとか……」

 露出……。言われて、その姿を想像してしまった。そうだ。当然そうなるよね……。さっきはそこまで想像してなかった。夢中だったからだ。あまりに非日常的な事態の急な進展のせいで、感覚が麻痺していたけれど、普通に考えたら丈さんだって恥ずかしいはずだ。そんな格好。男奴でもやっぱりそうなんだ。

「さあ、ご主人様」

 股間の膨らみを突き出す丈さんの隣に屈みなおす。

「見せて……貰います」

 生唾が湧いてしまった。ごくりと呑み込む音が大きい。喉がカラカラだ。

 ベルトを外す。ジッパーを降ろし、黒いブリーフの膨らみに手を伸ばす。さっき、ズボンの上から握ったときの感触が手の中に甦る。私、男の人のアソコを脱がして取りだそうとしてる。

 改めて、信じられないという思いを抱くけれど、もうその行為を阻むものはなにもなかった。
/49ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ