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愛玩男奴 お兄ちゃん
第3章 丈を調教なさい
 ブリーフを引っ張ると、その中から弾けるようにして丈さんのものが解放された。すでに逞しくなっていたそれは、私がこれまでに見たお父さんやお兄ちゃんのそれの何倍もの大きさに思えた。でも、こういう風になったこれを見るのは初めてだから、お兄ちゃんたちもこうなるのかもしれない。

「……見えていますか?」

「見えて……ます」

 見えるも何も、目が離せない。

「何を見ているのか、言ってごらん」

「えっ」

「さあ、言って……」

「丈さんの……」

 言うの……? いいえ、言わなきゃ。

「……おちんちん」

「ああっ……」

 丈さんの口から感極まったような媚咽が漏れる。

「もっと……もっと見て下さい」

「見てます。丈さんのおちんちん」

 私はもう一度繰り返した。

「……大きい。大きくなってるおちんちん……丈さんの」

「そう。そうやって言葉で辱めるんだ……もっと、もっと言って」

「……見られて感じてるの?」

「ああっ……はい。ご主人様に見つめられて硬くしています」

「どこを硬くしているの?」

「私のアソコです……」

「アソコじゃなくて、ちゃんとした言葉で言って。私が言った言葉、丈さんの口で言って下さい」

 丈さんのリードが巧みだったのだと思う。相手が恥ずかしくなるような言い方を続けることが出来た。

「はい……硬くしているのは」

 躊躇うように一瞬、言葉を呑む丈さん。そして、

「おちんちんです……」

 恥じらうように口にする。それに反応して私の鼓動が一気に高まる。可愛い? 愛おしい? そんな気持ち。これが男奴? もしかしてお兄ちゃんも今、同じようなことをされて、同じように恥ずかしい言葉を言わされているのだろうか。

「触って……もう、我慢できない」

 丈さんが潤んだ瞳で懇願する。
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