この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛玩男奴 お兄ちゃん
第3章 丈を調教なさい
するすると、丈さんを包んだ私の手が滑り出す。
触れるか触れないか、間に皮一枚分のお互いの体温を挟んで輪をくぐらせる。
「こうして欲しいんですよね……」
「あ、ああっ……そう……」
「こうすると気持ちいいの?」
「はいっ……」
「感じるの?」
「感じる……感じますっ……」
「もっと速くしてほしい?」
「はい……」
「丈さんは、激しくされるのが好き?」
「う……ううっ……好き……です……」
快感を堪えてぎゅっと目を閉じる丈さん。この顔をもっと切なくしたい。私の中で初めて芽生えた具体的な欲望だった。
親指を立てて丸い肉先の割れ目を押さえる。シャープペンシルのお尻を叩くように。そうしてクルクルと回すようにしてこすると、とろりと冷たい感触。水のような透明な体液が丈さんの下の口から滲み出る。
「あ……あ、あ……」
これって、精液なのかしら。
「出てきてる……丈さんの、いやらしいのが滲んできてる……」
「ああっ……ご主人様の指のせいで……」
感じる声に励まされ、私の指の動きがいっそう激しく、大きくなる。
「あっ、あっ、あっ……ああっ……も、もう……」
丈さんも一層高まって、感激の叫び声を上げる。私の見たかった顔だ。私のさせたかった表情。言葉にはならなくても、丈さんがどうして欲しがっているか感じ取れた。可愛がってあげたい。愛してあげたい。愛玩具。玲子さんが言っていた意味がわかる。丈さんは今、私の愛の玩具だ。
「イ……ク……あ、ああ……」
呻くように、丈さん。
「いいよ。イッて……イキなさい」
命令は自然と口に出た。
「大きな声で、イッて……」
「ああ、あああああああああっ!」
私の命じた通りに、絶叫をほとばらせて丈さんが果てる。仰け反った拍子に床に倒れながら。割れた腹筋の上に濁った白い体液が降り落ちる。初めて目にする精液の、すえた匂い。
気づけば私も呼吸が荒かった。
触れるか触れないか、間に皮一枚分のお互いの体温を挟んで輪をくぐらせる。
「こうして欲しいんですよね……」
「あ、ああっ……そう……」
「こうすると気持ちいいの?」
「はいっ……」
「感じるの?」
「感じる……感じますっ……」
「もっと速くしてほしい?」
「はい……」
「丈さんは、激しくされるのが好き?」
「う……ううっ……好き……です……」
快感を堪えてぎゅっと目を閉じる丈さん。この顔をもっと切なくしたい。私の中で初めて芽生えた具体的な欲望だった。
親指を立てて丸い肉先の割れ目を押さえる。シャープペンシルのお尻を叩くように。そうしてクルクルと回すようにしてこすると、とろりと冷たい感触。水のような透明な体液が丈さんの下の口から滲み出る。
「あ……あ、あ……」
これって、精液なのかしら。
「出てきてる……丈さんの、いやらしいのが滲んできてる……」
「ああっ……ご主人様の指のせいで……」
感じる声に励まされ、私の指の動きがいっそう激しく、大きくなる。
「あっ、あっ、あっ……ああっ……も、もう……」
丈さんも一層高まって、感激の叫び声を上げる。私の見たかった顔だ。私のさせたかった表情。言葉にはならなくても、丈さんがどうして欲しがっているか感じ取れた。可愛がってあげたい。愛してあげたい。愛玩具。玲子さんが言っていた意味がわかる。丈さんは今、私の愛の玩具だ。
「イ……ク……あ、ああ……」
呻くように、丈さん。
「いいよ。イッて……イキなさい」
命令は自然と口に出た。
「大きな声で、イッて……」
「ああ、あああああああああっ!」
私の命じた通りに、絶叫をほとばらせて丈さんが果てる。仰け反った拍子に床に倒れながら。割れた腹筋の上に濁った白い体液が降り落ちる。初めて目にする精液の、すえた匂い。
気づけば私も呼吸が荒かった。