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愛玩男奴 お兄ちゃん
第3章 丈を調教なさい
「最初からキミを調教するつもりだったのさ、つぐみちゃん。TVにちらっと映ったことがあっただろ……あのときからそそられていたのさ。可愛いなってね」

 そう言いながらも、丈さんは指を休めない。下着越しに弄られて、私の滲みはますますその範囲を広げていく。

「やめ……て……人を、玲子さんを呼びますよ!」

「玲子? あいつはもう調教済みだ。呼んでもどうにもならないよ」

「嘘……」

 信じられなかった。私の心を見透かしたかのように丈さんが続ける。

「あいつは自分では自分がご主人様だと思っているからな。だが、男奴調教を通して、俺が逆に躾けてやったのさ、奴隷の立場のままでね」

 さっき……私も思った。これではどちらが奴隷でご主人様かわからない、と。それは丈さんがリードしてくれているからだと思っていたけれど、もしかして、同じようにしていつの間にか丈さんは調教の中で玲子さんを支配してしまったというの?

「今では玲子は自分の考えのつもりで、俺の言いなりさ。だから、この館の真の主人はこの俺なんだ。他の奴らも皆、俺の奴隷。つぐみちゃんもね……これからなるんだよ」

「そんな……そんな……あ、あ……」

 丈さんに掻き回されて、私の水たまりが音を立てる。

「欲しい? 奴隷になるって誓うなら、もっと気持ち良くしてやるよ」

 欲しい。でも。

 鎖が引かれ、私は床に転がった。いつのまにかショーツを降ろされて、むき出しのお尻が突き出される。

「でも、返事は急がなくていいよ……時間はたっぷりとあるんだから」
「ひっ……」

 お尻が見えてしまっているのも構わずに、必死に這いずって丈さんから遠ざかろうとする私。
 背後で私を見下ろす丈さんが、追おうともせずに悠然と自分の手首から枷を外している。

 それが次に取り付けられるのは誰なのか、私にはわかっていた。

 
BAD END
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