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愛玩男奴 お兄ちゃん
第4章 私もお兄ちゃんを……
 そのままお兄ちゃんの舌がぐいぐいと私の胸へと上って来る。ずり上がった服の下から覗いてしまった私のブラ。そのアンダーの部分をお兄ちゃんが咥えて持ち上げる。

「あっ……」

 控え目な私の膨らみが、お兄ちゃんの目の前となった。

「ご命令の通りに……ご主人様」

「ああっ!」

 ぴちょり、と濡れた感触が蕾の先に。それだけで、私は電気に打たれたように全身を震わせてしまった。

「ああああああああああああっ!」

 お兄ちゃんが、力の抜けた私の腕を取り、一気に上半身を裸にする。乱暴に剥ぎ取られる衣服。でも、ホックの外されていないブラは、ずれたまま私の肌に留まった。

 そこへお兄ちゃんの指が突き立てられる。

「んあっ……ああっ」

 零れ出た私のふたつの蕾。薄くて硬い私の胸の中でも一番硬い部分。そこにお兄ちゃんの唇が吸い付いてくる。

 未熟な肉ごと舐りあげられて、蕾はたちまち大きさを増す。こんなの見たことある? お兄ちゃん、私のこんなの、見たことある?

 見せてあげる。見て欲しい。私のいやらしい所を見て、どんな気持ちになる?

「もっと、もっとよ!」

 激しい舌使いを要求する私に応えて、お兄ちゃんは激情をぶつけてくれた。妹のではなく、女の体、そう感じさせてくれる淫らな舌使い。転がされる私の蕾。

「ああっ……イイ……」

 私が漏らしたのも、女の悦びの声だった。

「イイッ……気持ちいいっ……そうよ! もっと……吸って! もっと速く舌を動かして! ああっ!」

 私の背に回されたお兄ちゃんの手がもどかしそうにブラのホックをまさぐる。これ、外れたら本当の裸になっちゃう……そう思って気を取られた隙に、胸に押しつけられていた舌の感触が、私の首筋へと移動した。

「ひゃうっ……」

 ゾクゾクッとする思いがけない快感に、叫びが漏れる。
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