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愛玩男奴 お兄ちゃん
第4章 私もお兄ちゃんを……
「あ、ああ……はうぅ」

 感じさせられて棒立ちとなった私の上半身から、ハラリとブラが剥がれて落ちる。

 裸の胸が、お兄ちゃんの裸の胸の温もりに直接押し当てられて、切なく疼く。この感じ、お兄ちゃんも同じように感じてる? きっと感じたはず。感じてるはず。嬉しかったけれど、私はありったけの自制心で、お兄ちゃんの腕の中から身を引きはがした。

「だ……誰が……そこまで舐めていいって言ったの!」

 引き絞るようにして、必死のお咎めを口にする。

「罰を与えなきゃいけないわ……そうですよね、玲子さん」

 私はお兄ちゃんを見下ろしたまま、玲子さんに尋ねた。

「フフッ……そうね」

 少し面白がっているような玲子さんの声。
 私はスカートを外してショーツ一枚の姿になった。

「見なさい」

 お兄ちゃんに命じる。
 小さい頃から数えたら、お兄ちゃんにパンツ一枚の姿を見られるのなんて何度でもあった。大きくなってからはお互い気を付けていたけれど、それでも、一緒に生活していれば見せてしまうことや見られてしまうことはどうしてもある。兄妹だったし、特別な感情はわいたことはない。でも、今はもう違う。違うはずだよね、お兄ちゃん。

「触るのよ……下着の上から」

 お兄ちゃんの指先が私のショーツに伸ばされる。

「ダメ! 手は使わないで」

 私はお兄ちゃんの首輪から伸びる鎖をぎゅっと引っ張って、無理矢理その顔を私の下腹部に押しつけた。

「舐めなさいよ。悪さをしたその舌で……」

「う……く……」

 ぎゅうぎゅうと私に鎖を引かれて、お兄ちゃんが苦しそうに呻く可哀そう。でも、許してあげない。これは罰なんだから! 罰……なんの罰だったっけ?

「舐めなさい!」

「う、あ……あ……つぐみ……」

「また言った! 許さない!」

 私は股をお兄ちゃんに押し付けたまま、お兄ちゃんのお尻をぶった。
 跪かされた状態で突き出たむき出しのお尻。思ったより大きくて痛そうな音が響いて、お尻の上に赤い色の部分ができあがった。

「うっ……」

 苦痛の証拠が、私の下着に張りついたお兄ちゃんの口から漏れる。

「舐めなさいって言ってるでしょ!」

 収まりがつかなくて、もう一度、そしてもう一度……止まらなくなった私の手が何度も何度もお兄ちゃんのお尻を叩く。
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