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愛玩男奴 お兄ちゃん
第5章 こんなの嫌だ……
「ごしゅじんさま、元気になって……愛留、せーえきいっぱい出すから。ね?」
駄目よ、そんなこと! そんなことしても私、元気になんかならない!
愛留の手が私の肩を伝って、腕を探り下り、手首を掴んで導く。
柔らかく、そして小さな肉の感触。
「ごしゅじんさまのおててで、愛留のおちんちん……きもちいいです」
教え込まされた言葉が闇を伝わる。
「きもちよくて……愛留のおちんちん……おっきくなるよ」
それは私の手の中で少しづつ膨らみ、硬さを増してゆきつつあった。
「ごしゅじんさま……愛留を可愛がってね……いっぱい、いっぱい可愛がって……愛留、がんばるから……えっちなこと、なんでもしてね……」
健気で、いじらしい声色。私は、愛留から指を離せなかった。
「んっ……んん……」
私の指を絡ませたまま、愛留が自分でしはじめる。
「わかる? 愛留がかんじてるの。きこえる? 愛留がきもちよくなってるの……」
「……わかるよ」
「うれしいです……ごしゅじんさまにさわってもらいながら、愛留はきもちよくなってます……んっ……くふぅっ」
痛々しい。姿は見えないけれど、この声と、触れた感触でこの子が間違いなく子供だとわかる。
私は男奴はもっと違うものだと思っていた。もっと、女性をエスコートするような、ホストのような。少なくとも、丈さんやお兄ちゃんの様に、自分の意思で判断できる大人の人がなるものだと。そう、大人のお遊びのような。でも、そうではなかった。玲子さんのあの調教。お兄ちゃんを屈服させ、従えるあのやり方。そしてこの子、愛留が今、している……自らそうするように「させられている」これは……。
《男奴というのは奴隷よ? 性の愛玩具。人権も何もない、裏の世界の商品なのよ》
玲子さんが言っていた意味が、今ようやく本当に理解できた。私たちは……いいえ、お兄ちゃんはわかっていたのかもしれない。甘かったのは私だけだ。
「あっ、あっ……はあっ……ごしゅじんさまぁっ……」
愛留の息づかいが乱れていた。
駄目よ、そんなこと! そんなことしても私、元気になんかならない!
愛留の手が私の肩を伝って、腕を探り下り、手首を掴んで導く。
柔らかく、そして小さな肉の感触。
「ごしゅじんさまのおててで、愛留のおちんちん……きもちいいです」
教え込まされた言葉が闇を伝わる。
「きもちよくて……愛留のおちんちん……おっきくなるよ」
それは私の手の中で少しづつ膨らみ、硬さを増してゆきつつあった。
「ごしゅじんさま……愛留を可愛がってね……いっぱい、いっぱい可愛がって……愛留、がんばるから……えっちなこと、なんでもしてね……」
健気で、いじらしい声色。私は、愛留から指を離せなかった。
「んっ……んん……」
私の指を絡ませたまま、愛留が自分でしはじめる。
「わかる? 愛留がかんじてるの。きこえる? 愛留がきもちよくなってるの……」
「……わかるよ」
「うれしいです……ごしゅじんさまにさわってもらいながら、愛留はきもちよくなってます……んっ……くふぅっ」
痛々しい。姿は見えないけれど、この声と、触れた感触でこの子が間違いなく子供だとわかる。
私は男奴はもっと違うものだと思っていた。もっと、女性をエスコートするような、ホストのような。少なくとも、丈さんやお兄ちゃんの様に、自分の意思で判断できる大人の人がなるものだと。そう、大人のお遊びのような。でも、そうではなかった。玲子さんのあの調教。お兄ちゃんを屈服させ、従えるあのやり方。そしてこの子、愛留が今、している……自らそうするように「させられている」これは……。
《男奴というのは奴隷よ? 性の愛玩具。人権も何もない、裏の世界の商品なのよ》
玲子さんが言っていた意味が、今ようやく本当に理解できた。私たちは……いいえ、お兄ちゃんはわかっていたのかもしれない。甘かったのは私だけだ。
「あっ、あっ……はあっ……ごしゅじんさまぁっ……」
愛留の息づかいが乱れていた。