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ファーストラブ
第1章 準備中
言われたとおりにしながら、ふと昔を思い出す。ガキの頃、カンチョー!とかいってケツにズボン越しに指突き立てられたっけ。
今はセックスのために液体入れるんだなと思うと感慨深…
「イィイィッ?!」考え事してたらいきなり指を突っ込まれた。
「カンチョー!」
「なにふざけてんだよ!」
忍者みたいに指を合わせて立てている彼を振り返ってどなる。
「ごめんごめん、これからだな」
ユウリは笑って、浣腸薬の細い管を俺の尻の間に滑り込ませた。
「出したくなってもがまんだぞ」
「分かってる……」けどつらい。
たくさん注ぎ込まれた液が噴き出しそう。
「そろそろ…」
トイレ行こうとしたら押さえつけられた。
「何すんだよ!」
ふざけんなよ、漏れちまうだろ。
「いやさ、せっかくだからここでしたらいいと思って」
えー!
な、ナニイッテンダコイツハ……。
「だってほら、さすがにクソするとこなんか見せてくれたことないだろ?」
そりゃないよ。
「だからほら、してみせて」
言いながら俺のつきだした尻の下に浅いバケツを置く。
こいつ…絶対変態だ。
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