この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
理性が溶ける時
第1章 理性を湯煎する
「そう。オナニー。ああ、俺はあまり口を出さないからな。お前のしたいよう、いつもしてるようにしてくれていいぞ」
そう、相手に言う。

混乱する頭の中で、半ば反射的に相手は頷き、胸に手を伸ばした。
乳首に手を伸ばし、親指と人差し指で抓み、コリコリと優しくねじる。もう片手をクリに伸ばし、ゆっくりと指でクリをこすりあげるようにして刺激を与えていく。

そんな様子を、俺はただひたすらにみつめている。
そう、見ているだけなのだ。
それが案外、じわじわと効いてくる。

「あっ……」
やがて、相手の口から少しだけ、甘い息が聞こえてきた。
吐息のような、けれども快楽を感じさせる声。
我慢できなくなってきたのか、乳首を虐めていた指以外の指が、胸へとたどり着き、絞るように揉んでいく。

クリを擦る指は徐々に早くなっていき、段々と水音が目立ってくる。
全身の肌は徐々に赤みを覚え、明らかな事実を俺に提供してくれる。
「……へえ、見られて興奮してるんだ、お前」

事実を、相手に叩きつける。
羞恥心というものは、場合によってはただの起爆剤に過ぎない。恥ずかしいという感情も、快楽の前ではエッセンスと化してしまう。

命令されたからしかたない。

そんな風にして自慰を始めさせ、徐々に徐々に興奮させていく。
思いのほか、それは手くいっていた。
恥ずかしげに紅く染めた顔を背けるが、指を止めないということそれそのものが返事になっている。

「乳首も立ってきている。感じているみたいだな」
「体も熱いだろ?見られている部分が特に熱いかもな」
「息も荒い。口からは声が漏れている。感じてるんだな」
「濡れて来てる。聞こえるだろ?お前自身の、股間から聞こえる水の音が」
「命令されてこんなに乱れて……物好きだな、お前は」
後は簡単だ。言葉で攻めて、羞恥心を増大させてやれば良い。
この場、この状況での羞恥心というものは、興奮とイコールだ。

「やっ……言わないで下さいっ……お願いしますっ……」
そんな言葉は、もっと言えといっているのと同義である。
事実、乳首を弄る速度は上がり、クリも弄ぶ指が増えていく。
/6ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ