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ティア・リフレインに捧げる
第5章 一斉に浴びせられる牡汁に、美姫は裸身をわななかせ……

 あのときと同じだ。

 蜘蛛の魔物に凌辱されたときと。

 辱められ、無理矢理に肉の悦びを覚醒させられ、悶えさせられるのが好きなのだ。

 自分に高貴な王女としての資格などない。

 ティア・リフレインはただの淫欲にまみれた浅ましい豚なのだ。

 自らを打ちのめす侮蔑の思いが更にティアの悦情を加速させる。

(私は……薄汚れた豚……快楽を貪る肉女なんだわ……今までの人生は何かの間違い。私なんか……私なんか……私なんか……どうなっても……)

 悦びにだらしなく弛緩した美貌。その頬に伝う涙。
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