この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ティア・リフレインに捧げる
第5章 一斉に浴びせられる牡汁に、美姫は裸身をわななかせ……
あのときと同じだ。
蜘蛛の魔物に凌辱されたときと。
辱められ、無理矢理に肉の悦びを覚醒させられ、悶えさせられるのが好きなのだ。
自分に高貴な王女としての資格などない。
ティア・リフレインはただの淫欲にまみれた浅ましい豚なのだ。
自らを打ちのめす侮蔑の思いが更にティアの悦情を加速させる。
(私は……薄汚れた豚……快楽を貪る肉女なんだわ……今までの人生は何かの間違い。私なんか……私なんか……私なんか……どうなっても……)
悦びにだらしなく弛緩した美貌。その頬に伝う涙。