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ティア・リフレインに捧げる
第5章 一斉に浴びせられる牡汁に、美姫は裸身をわななかせ……
呼び起された闇を切り裂く閃電が、突き刺さったナイフからナイフへ、そして逃げ惑う邪鬼たちへと連鎖した。
チャウリンとオルフィーンによる連携攻撃だ。
「グギャー! ギギッ! ギャバー!」
悲鳴を上げて黒焦げとなった体を落下させる邪鬼どもを払い飛ばし、アレイオがティアに駈け寄る。
「ア……アレイオ……私……私……」
無残に凌辱の痕を残す裸身にふわりとかけられる親衛隊長の純白のマント。
「もう大丈夫です。私がお守り致します、姫様」
マントの上から抱き締められる。
その温もりの中にずっと包まれていたい……ティアは心からそう願わずにはいられなかった。
「信じております……アレイオ様は、ティアをずっと……ずっと守って下さると」