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ティア・リフレインに捧げる
第6章 その喘ぎは幼い肉筋に潜る指の動きに合わせて調律され……

 ぴしゃりと叩きつけられる侮辱の言葉。

 エルフの間では考えられないそのような下品な侮蔑に、オルフィーンはショックを受けて口を閉ざす。

「他人事のように言うが、お前もお前なのだぞ! 聞けば何やら怪しい魔力を感知していたそうではないか。それなのにみすみす……どういうことなのだ! ああ? わざとではないのだろうな! 敵と内通して手引きしたととられてもおかしくはないのだぞ! それを抜け抜けと……」

 叱責は更に倍の時間続くことになった。
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