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ティア・リフレインに捧げる
第6章 その喘ぎは幼い肉筋に潜る指の動きに合わせて調律され……
「わあっ……それじゃ、すぐに出てお医者様を呼ばないと!」

「そうじゃないの! 魔物たちに……触れられたこの体が……震えるの」

「姫様……」

「……思い出すと凍えそうなぐらい体が震えるのよ……お願い……こちらへ来て一緒に……少しの間だけ、私のそばにいて」

 ティアは小さな護衛を振り返る。チャウリンは心を動かされたようだった。

「姫様……お可哀相」

「ね……チャウリン。私のすぐ隣にいれば、お役目だって問題ないでしょう?」

「うん、わかったよ!」

 するりと衣服を脱ぎ落して、チャウリンは薄い腹掛け一枚となり、ティアの隣にしずしずと足を沈めた。

「ありがとう……」

「ううん、姫様……こうしたら温かい?」
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