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ティア・リフレインに捧げる
第7章 肉虐の機械はなお動きを止めず二つの孔を蹂躙する……
空の浴槽の縁に素裸のまま横たわるチャウリンの姿。
異変を発見した侍女からの知らせを受けて、駆け込んだアレイオは血相を変えた。
「チャウリン! チャウリン!」
ホビオン族の傍らに膝を突き、必死で呼びかける。
「う……ふ……姫……様ぁ……」
チャウリンの口から小さな声が漏れた。
命に別状はないようだ。渡された掛け布で裸体をくるんでやり、その頬を軽く叩く。
「あ……う……」
チャウリンは呻きはするものの意識が回復する様子はない。
(どうしてこんな無防備な姿に……)