この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ティア・リフレインに捧げる
第2章 引き裂かれた純白のドレスからのぞく柔肌は……
 まず最初に感じたのは思いがけないその肉の温かさだった。そして、最初に目にしたときにも感じた逞しさ。それが今度は触感となって伝わってきた。

「どうだ……これが男のモノだ」

(男の……もの?)

「どうやら本当に初めてらしいな。クック……これは良い。光栄だぜ」

「そんなことはどうでもいいです。放しなさい! 私は触りたくなどありません!」

「オイオイ、放さないのはお前のほうだろうが」

「くっ……それは貴方が!」

「つれないこと言うなよ……男はな、こうされると気持ちがいいんだぜ……今のお前がそうなようにな。一緒に睦み合おうじゃねえか」

 いつの間にか腕だけではなく、体のあちこちに取りついた操りの糸。背けていた顔が無理やり魔物の方へと向き直らされ、互いの鼻と鼻の頭が微かに触れ合う。

 つ、と魔物がティアを抱き寄せ、その唇を優しく奪った。

「うっ……ふむうっ……ううっ」

(く……唇を……ぶ、無礼な! 私に口付けなど……)
/222ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ