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ティア・リフレインに捧げる
第4章 浅黒い褐色の肌と、濡れたピンクの舌の淫猥なコントラストが……

 そして今また、時を置かずしての追跡。

 努めて冷静に振る舞おうとしているが、その胸の内では狂おしい程に王女のことを想っているに違いないのだ。

「行くぞ、オルフィ!」

(ああ、アレイオ……どうして……)

 何故、親衛隊長なんかになったのだろう。

 魔王を倒して勇者と呼ばれるようになったからといって、自分たちはそれまで通り、冒険の旅を続けられればそれで良かったではないか。

 チャウリンと三人で、危険を共にし、旅の感動を分かち合い、それで何が足りないというのか。

(私は、何も不満なんかなかった)

 先頭に立って進むアレイオの後ろ姿を追いながら、美しい金髪をなびかせるエルフの少女の瞳は憂いを帯びて暗く沈むのだった。
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