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ティア・リフレインに捧げる
第2章 引き裂かれた純白のドレスからのぞく柔肌は……
「俺たちが求めるのは一方的な快楽じゃないからな。お互いが楽しめてこそ真の芸術……悦びにのたうつ獲物こそ至上! だがまあ、そうだな。お前が何も感じていないと言うのなら、その通りなんだろう。量が足りなかったのかもしれん」
再びカッと開かれる蜘蛛の咢! 今度は喉笛を咥え込むようにして牙が迫る。
(や……嘘……!)
「足りなけりゃあ、もう一度噛むまでだ……ふふっ! ぐぷうっ!」
「だ……駄目っ……ヒッ……」
ぢゅぷうっ!
再び射し込まれる毒液の注入管。そしてそれ以外の歯がティアの喉首を甘噛みし、その間から這い出た舌が肌を舐める。
「はお……お……く……」